デテログで紹介したアイテムまとめ(Amazonページ)

レザークラフト豆知識まとめ|レベルアップのコツ

レザークラフトに役立つ(?)レベルアップのコツ レザークラフト講座

当記事はプロモーションをふくみます。

この記事では、レザークラフトに役立つかもしれないちょっとしたテクニックや豆知識などの小ネタを一覧で紹介します。

デテログ
デテログ

私のレザクラツイートまとめ的な内容です。

お役立ちツイートをしたりしなかったりのアカウントですがよろしければフォローしてください。

deteのTwitter

深掘りした記事や関連記事がある場合はリンクを貼っておくので、よろしければじっくりと読んでみてください。

あなたのレザークラフトライフにお役立ていただけたらうれしいです。

この記事を書いた人

プロフィール

革職人の経験を活かし、趣味のレザークラフターや革製品のトラブルに悩む方に役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

・レザーブランド"dete"の代表
・出版書籍『革職人になる方法』Amazon手芸本1位獲得

※当サイトはリンクフリーです。リンクの貼り方についてをご覧ください。
※当サイトは、Amazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得ています。

お気軽にフォローしてください
  1. レザークラフトに役立つ(?)レベルアップのコツ
    1. 補強テープの接着力は劣化する
    2. 縫い目は叩く
    3. 銀面を接着するときは表面をけずってはがす
    4. 銀面を外(山)にしてやさしく揉む
    5. 革を切り出すときは必ず裏面のキズや血筋に注意
    6. くっきりと際立つ刻印を打つ方法
    7. 床面の面取り(ヘリ落とし)の小ネタ
    8. 金具の裏パーツが革に影響を与えるのを防ぐやり方
    9. レザークラフトテクニックの他の記事
  2. レザークラフトに役立つかもしれない道具の話
    1. とがり具合のちがう丸目打ちを持つとすこし便利
    2. 小さく切ったビニ板が便利
    3. 型紙の裁断に超絶便利な立クリップ
    4. ハンドプレスは量産のための道具にあらず
    5. 鉄の道具はオイルで手入れしてサビを防ぐ
    6. 彫刻刀も砥ぐ
    7. 砥ぎがうまくなるコツ?
    8. 「革にオイルを塗るなら柔らかいブラシで伸ばす」のがやりやすい
    9. deteが使っている道具一覧
  3. 革の知識とレザークラフト小ネタ集
    1. ヌメ革を触るときは細心の注意をはらおう
    2. シワが気になるスムース革とシワが気にならないシボ&型押し革
    3. 革には繊維の向きや流れがある
    4. 独自の進化?昔の日本のコバ磨き
    5. 消せるボールペンなら革に印を付けても安心…ではない!
    6. 菱目打ちは縦持ち派と横持ち派どちらが多い?
    7. リザード(トカゲ革)の原料になるトカゲはバンコクのど真ん中にうじゃうじゃ
    8. 超絶いらんスキル
  4. まとめ
スポンサーリンク

目次で便利に読めます(スマホのみ)

右下に現れる目次タブをタップすると目次が現れ、読みたい見出しをタップするとジャンプできます。

レザークラフトに役立つ(?)レベルアップのコツ

補強テープの接着力は劣化する

伸び止めにナイロンの補強テープ(セラフィーニテープ)を使う方も多いと思いますが、このテープについている接着剤は劣化するということはご存知ですか?

使い方のコツ

・接着が劣化するので、革用ボンドを革とテープ両方に塗ってから貼る
・接着はいずれ剥がれるので、革とテープ合わせて縫う

縫い目は叩く

縫い目を叩くことで糸のでっぱりがなくなり、擦り切れにくくなります。

銀面を接着するときは表面をけずってはがす

ツルツルの銀面(革の表面)を接着しようとしても、裏面を貼る時と同じように貼っただけではボンドが効きません。

銀面をけずったりやすったりして荒らすことで強く貼れるようになります。

銀面を外(山)にしてやさしく揉む

机の上で転がすように揉むか、手のひらで転がすように。前者の場合は机の上を掃除してから。

銀面を谷の向きにして揉むとシワが入ります(シボ、型押しなら問題ナシ)

革を切り出すときは必ず裏面のキズや血筋に注意

革を切り出す時は、表からだけでなく必ず裏からも確認してからにしましょう。

表から見たらキレイに見えても、治り傷や血筋などの影響で、裏から革内部にかけて繊維がもろい状態になっていることがあります。

関連記事 新品の革製品に傷が。これって不良品?|治り傷・トラ・血筋・虫食いのちがい

新品の革製品に傷が。これって不良品?|治り傷・トラ・血筋・虫食いのちがい
ネットで革製品を買ったら傷がありました。これって不良ですか? 革の治り傷って何ですか? 筋が入っている革製品とそうでないものとがあります。こ...

くっきりと際立つ刻印を打つ方法

熱を加えたり、濡らした状態で打ったりする方が多いと思いますが、水の代わりにコバ処理剤を使う(革の裏から)と、よりくっきりと刻印を打つことができます。

濡らした状態で高温をあてると革が縮んで割れてしまうことがあるので注意です。

関連記事 刻印とは?〈レザークラフト〉ヌメ革に刻印をくっきり入れる方法

刻印とは?〈レザークラフト〉ヌメ革に刻印をくっきり入れる方法
レザークラフトをしている方向けに、ヌメ革にきれいにくっきりと刻印を入れる方法を解説します。 刻印ってどんなもの? 長持ちする刻印の打ち方を教...

床面の面取り(ヘリ落とし)の小ネタ

デテログ
デテログ

床面がカチッとして素直にヘリ落としできます。

金具の裏パーツが革に影響を与えるのを防ぐやり方

ホックやギボシの裏パーツ(革の裏に付ける側)の段差が影響して製品の見栄えを悪くしてしまうことがあります。

それを防ぐ方法は、革や芯を貼る、金具の角をけずるなど。
金具の厚み分革を積みかさねて段差をなくすこともあります。

レザークラフトテクニックの他の記事

デテログはレザークラフトに関する記事をたくさん書いています。

その他のレザークラフト記事を集めた一覧ページはこちら↓

上級者を目指そう!レザークラフトテクニックまとめ《革職人直伝》
レザークラフトのテクニックに関する記事をまとめました。 《この記事の使い方》 学びたくなった時の為にブックマークしてください。 プロのテクニ...
スポンサーリンク

レザークラフトに役立つかもしれない道具の話

とがり具合のちがう丸目打ちを持つとすこし便利

買ったままのとがった目打ちと、先を紙やすりで丸めた目打ちの2種類を使い分けています。

・とがった目打ちのつかい道…けがいてカットするラインを引く用
・丸めた目打ちのつかい道…穴あけ位置を決める用、ヘリ返しに使う用など

関連記事 レザークラフトにおける丸ギリ(目打ち)の使い方9種【革職人はこう使う】

レザークラフトにおける丸ギリ(目打ち)の使い方9種【革職人はこう使う】
丸ギリ(目打ち)の使い方(革職人dete流)を紹介する内容です。 こんな方に向けた内容です 丸ギリって型紙写すの以外に使い道ある? そんな疑...

小さく切ったビニ板が便利

小さく切ったビニ板を持っていると助かることがあります。

このように、普通に穴を開けたら裏まで貫通してしまうような場面での穴あけや切り抜きなどに。

型紙の裁断に超絶便利な立クリップ

レザークラフターに大人気の型紙用アイテム「立クリップ」。本当に便利です。

ハンドプレスは量産のための道具にあらず

初心者さんこそハンドプレスを使った方がいいです。

ハンドプレスを使う目的は早さではありません。精度の高い取り付けをして、丈夫で美しく仕上げるためです。

鉄の道具はオイルで手入れしてサビを防ぐ

個人的についつい後回しにしてしまって後悔することがあるのが、道具の手入れ。

特に梅雨時期や秋雨の時期など(関東の場合)は湿度が高くなりサビやすくなります。

マメにオイルを塗ってお手入れしましょう。オイルは安いミシンオイルで十分です。

彫刻刀も砥ぐ

レザークラフターさんの多くは革包丁を砥いで使うと思いますが、彫刻刀などの小さな刃物を砥がずに使っている方もいるのではないでしょうか。

砥ぎがうまくなるコツ?

砥ぎが苦手なら、砥石は片付けてはいけない。

切れなくなったらすぐに砥げる環境を用意しておくべき。

砥ぎが面倒になる要素を一切排除しよう。

デテログ
デテログ

砥ぎが苦手な職人。そう、私です。

「革にオイルを塗るなら柔らかいブラシで伸ばす」のがやりやすい

布などでオイルを伸ばそうとすると、どうしてもムラになってしまい、全体にいきわたらせるのがむずかしい。

やわらかい動物毛のブラシにしみ込ませれば、少しずつまんべんなくオイルを浸透させることができ、失敗しにくいです。

deteが使っている道具一覧

著者のdete職人ミコガイが使っている道具一覧はこちら↓

レザークラフト道具全部まとめ〈革のプロが使うおすすめ〉
革職人歴12年のプロが仕事で使う本当におすすめできるレザークラフトの道具を公開します。 本当に使えるレザークラフトツールを探している方は参考...

革の知識とレザークラフト小ネタ集

知っておくと作業がはかどったりリスク回避ができたりする革の知識を紹介しています。

ヌメ革を触るときは細心の注意をはらおう

ヌメ革は汚れやすい革。

マメに手を洗う、手袋をする、机をきれいに保つなどで製作中の汚れを防ぎましょう。

関連記事 これで安心!レザークラフト中に革が汚れるのを防ぐ方法6つ

これで安心!レザークラフト中に革が汚れるのを防ぐ方法6つ
うまくできてたのに気が付いたら指紋の汚れが… 次は汚したくないです。どうすれば? レザークラフターなら、一度は作業中に革を汚してしまった経験...

関連記事 ヌメ革製品の汚れを防ぐ方法2選|(黒ずみ&指紋)

シワが気になるスムース革とシワが気にならないシボ&型押し革

スムース革は曲げたり折ったりするとシワが入ってしまうことがありますが、シボや型押しが入った革はあまり気にならない場合があります。

それを踏まえ、この革で何を作るか?や、これを作るならどの革にするか?を考えるといいかもしれません。

革には繊維の向きや流れがある

革の繊維はある程度の規則性を持って流れています。

革を動かす向きと繊維の関係をどうするのが適切か?は、革を曲げたりもんだりしながら体感的に選ぶといいです。

独自の進化?昔の日本のコバ磨き

古くからあるレザークラフト本(革工芸手縫いの真髄など)を読むと、「ふのり」やヘチマなど、最近あまり聞かない材料や意外な道具名がが出てきます。

ふのりをつけてヘチマで磨くコバ磨き方法は他の国の方発信ではあまり情報がありません。
海外からやってきた革工芸の文化を身の回りの材料で工夫した日本人の知恵が感じられます。

消せるボールペンなら革に印を付けても安心…ではない!

消せるボールペンは高温をあてると消えますが、冷えると元に戻ります。

外から見える部分の印付けには使わないようにしましょう!

菱目打ちは縦持ち派と横持ち派どちらが多い?

菱目打ちは縦にもって奥から手前(自分の体の方)に打ち進める方が多いようです。

私のおすすめは縦ですが、何を重視するかと好み(やりやすい方法)でいいと思います。

リザード(トカゲ革)の原料になるトカゲはバンコクのど真ん中にうじゃうじゃ

このオオトカゲはミズオオトカゲという種類のトカゲ。

バンコクの川や池の周りにたくさん生息しています。

ビル街の公園にも大量にいるから驚き。

デテログ
デテログ

日本の神田川や皇居のお堀にオオトカゲがいたらびっくりしますよね。

関連記事 トカゲ革(リザード)の知識|魅力と特徴をたっぷり解説

トカゲ革(リザード)の知識|魅力と特徴をたっぷり解説
この記事のテーマ トカゲ革の魅力は? リザードって他の革とどうちがう? リザードを使ったブランドは? などについてお話します。 デテログ い...

超絶いらんスキル

まとめ

レザークラフトのテクニックと小ネタ集について書きました。

数が多くなりましたが、特にポイントとしてあげたいのは以下のお話です。

レザークラフトに役立つお話
  • 補強テープの接着力は劣化する
  • 縫い目は叩く
  • 銀面を貼る時は銀面をけずる
  • ヌメ革をさわる時は細心の注意をはらう
  • 革には繊維の向きがある

この辺りは耐久性や見た目に直結する部分なので、初耳だという方はぜひ一度トライしていただきたいです。

ちなみに、これらのネタの多くはまずTwitterにあげて、それから記事にしたものです。

デテログのTwitterもよろしければフォローしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました