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エム・モゥブレィ デリケートクリームは買いか?|デメリットと使い方

エムモウブレイデリケートクリーム革製品のお手入れ方法
この記事の内容は2023年01月21日に更新されました。

エム・モゥブレィ デリケートクリームのデメリットとメリット、使い方を紹介します。

モゥブレィのデリケートクリームって買い?

デメリットはない?

大切な革製品に使ってもいいのかな?

そんな疑問に答えます。

先に最終的な私の結論を書いておくと、エム・モゥブレィ デリケートクリームは、デメリットもあるけど買って損はない商品です。

デテログ
デテログ

うちでも使用頻度高めのクリームです。

先にこの記事のまとめを書いてしまいます。

エム・モゥブレィ デリケートクリームのレビューまとめ
  • 一家に一つ持っていて損はない使いやすさ
  • 失敗しにくく初心者に一番おすすめなクリーム
  • 表面保護効果はないから靴には単体では物足りない
  • 塗り過ぎはNG

失敗しにくいですが、塗りすぎがリスクになる恐れがあります。その点だけ気をつけて欲しいので、今回はあえてデメリットから深掘りしていきます。

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・レザーブランド"dete"の代表
・出版書籍『革職人になる方法』Amazon手芸本1位獲得

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エム・モゥブレィ デリケートクリームのデメリットは白く残るケースがあること

エムモウブレイデリケートクリーム
デメリット
  • 塗り過ぎると白く残ることがある
  • 表面保護効果はない

塗り過ぎると白く残ることがある

☝は、以前書いた記事のヌメ革財布用クリーム|おススメ3選と選び方&実験結果で検証した時の写真です。

局所的に塗り過ぎると、革の種類によっては白く残ってしまうことがあります。

とはいっても、過度に気にする必要はありません

ミコガイ
ミコガイ

すっぴんのヌメ革にだけは少し不安がありますが、あくまでも極端に塗り過ぎた場合だけです。それ以外のほとんどの革には普通に使えるので、あまり心配しすぎる必要はないと考えています。

私は以下のような場面で使っています。

例えば☟

  • 革靴全般の保湿
  • 栃木レザーのシザーケース
  • イタリアンレザーの財布

今のところ何も問題はありません。

もし白く残った場合は、革用のクリーナーを使って落としてください。その後クリームでオイルを足すのを忘れずに。

表面保護効果はない

防水を目的とした成分は入っていません。

また、表面に膜を張るクリームではありません。

そのため、靴に使う場合はシュークリームやワックスを、シザーケースに使う場合は事前に防水スプレーをかけるなど対策が必要です。

エム・モゥブレィのデリケートクリームにはラノリンというロウの成分が入っていますが、これはミツロウやワセリンのようなこってりしたロウ成分ではありません。

あくまでも革の柔化や、乾燥を防ぐ目的で入っており、防水効果はありません。

デテログ
デテログ

財布や名刺入れなどの小物のケアならデリケートクリームだけで十分です。

また、デリケートクリームは無色のクリームで補色効果もありません。色が抜けた靴や色あせが気になる革の補色用には、別のクリームが必要です。

色数が豊富なブートブラックのクリームや、万能なコロニルのシュプリームクリームデラックスなどがおすすめです。

くわしくは、仕上りに感動。ブートブラックの靴クリーム(バーガンディ)の効果と使い方もしくは1909シュプリームクリーム(黒)は黒革靴用クリームの最適解をご覧ください。

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エム・モゥブレィ デリケートクリームのメリット

デリケートクリームを塗るメリット
メリット
  • 保湿効果が高い
  • 靴~財布まで、守備範囲が広い
  • サラっとした塗り心地でべたつかない
  • のばしやすく、ムラになりにくい
  • シミになりにくい

ラノリン配合で保湿効果が高い

このデリケートクリームは、化粧品の保湿ジェルのような見た目で、実際に成分も化粧品に使われる成分「ラノリン」が使われています。

ラノリンはウールグリースとも呼ばれ、羊毛から採取される天然の保湿成分。水分を多く含むことができるため、革の柔らかさを保ち、手触りをよくする効果が期待できます。

デテログ
デテログ

なめす(革の製造)段階でも、革表面の物性と感触をよくするためにラノリンが使われているそうです。

保湿効果の高さは納得です。

靴~財布まで、守備範囲が広い

靴用としても財布用としても優秀。

一家に一つ常備しておきたいレベルの使いどころの多さです。

サラっとした塗り心地でべたつかない

油分が多いクリームだとべたつきが気になることがありますが、モウブレイのデリケートクリームはサラッとした手ざわり。

手についてもテンションが下がりにくい(ここ大事)

のばしやすく、ムラになりにくい

革への浸透しやすさが絶妙で、のばしやすくムラになりやすい。

ここも大きなポイントです。

例えばですが、油分が多いクリームの場合、塗る革の種類によってはすぐに浸透してしまいまう。塗り方や量によっては、ムラが出来る原因になります。

シミになりにくい

ヌメ革など、シミになりやすい革にも使いやすい。

このクリームがシミになりにくい理由を説明できる根拠がないのが悔しい所。

というのも、油分が多いクリームの方がシミになりやすい傾向はありますが、多くてもシミになりにくいケースもあり(サフィールのデリケートクリームなど)、実際に試してみないことには確実なことが言えないから。
ミコガイ

デテログは、革職人の立場で信頼できる情報だけを発信しています。

お手入れ初心者におすすめできるクリーム

ムラになりにくくシミもできにくいので、革のお手入れ初心者の方にもおすすめです。

エム・モゥブレィ デリケートクリームの使い方

どんな革製品に使うにしても、基本は以下の通り。

基本のお手入れ
ブラッシング
クリーム
ブラッシング

ブラッシングはしっかりしましょう。

塗り方|財布やバッグ

財布やバッグに塗る手順
  1. ブラッシング
  2. 防水スプレー(必要なら)
  3. クリームを塗る
  4. 完全に乾いたらブラッシング

使うブラシのおすすめはこちら。

塗り方|靴

靴は表面保護が必要になるので、デリケートクリームの上にシュークリームかワックスを塗って保護します。

靴に塗る手順
  1. ブラッシング
  2. クリーナーを布につけて拭き取る
  3. デリケートクリームを塗る
  4. ブラシでのばす
  5. シュークリームorワックスを塗る
  6. ブラッシング

靴の場合、前につけたワックスをクリーナーで除去する必要があります。

クリーナーのおすすめはこちらのステインリムーバー。

ステインリムーバーのくわしい使い方は、エム・モゥブレィのステインリムーバーは革靴に必須のクリーナー|使い方解説をご覧ください。

シュークリームのおすすめはこちらのブートブラックカラーシュークリーム。

リンク先はニュートラルです。靴に合わせた色を選べば傷を隠す効果もあります。

ブラシのおすすめはこちら。

エム・モゥブレィ デリケートクリームの商品バリエーション

商品バリエーションは4種類あります。

まずこちら☝の定番ジャータイプが2種類。60mlと200mlがあります。200mlの方がお得ですので、靴やカバンなどいろいろ革製品をお持ちの場合はこちら。

さらに大容量もあります。マニアの方、靴磨きを生業にしている方など、大量に使う方はこちら。

これは今回初めて見つけたのですが、ポンプ式はかなり便利そう。

エム・モゥブレィのデリケートクリームはゆるめのゲルタイプなので、ポンプ式との相性は良いです。そして衛生的。

まとめ。エム・モゥブレィ デリケートクリームは万能で使いやすい

エム・モゥブレィ デリケートクリームは、ほとんどの革に使える万能さで効果も十分。失敗しにくく使いやすいクリームです。

まとめ
  • 一家に一つ持っていて損はない
  • 初心者に一番おすすめなクリーム
  • 表面保護効果はナシ
  • 塗り過ぎは✖

塗り伸ばししやすい点にも着目したいですね。クリーム選びをする際、効果だけではなく使いやすさも重要です。

この記事は以上です。

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