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カビが生えた革製品を元通りにする方法はただ一つ!

革製品のお手入れ方法
この記事の内容は2022年08月03日に更新されました。

この記事にたどり着いたということは、あなたも大切な革製品にカビを生やせてしまった人の一人でしょうか?

大丈夫。きっと元通りになります。

この記事では、革靴やバッグなどのカビを取り除いて安心して使えるようにする方法をお話します。

この記事を書いた人
dete

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・レザーブランド"dete"の代表
・出版書籍『革職人になる方法』Amazon手芸本1位獲得

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革のカビを除去するのは当たり前。でもそれだけじゃ無意味です。

最初に結論となる部分を書いておくと、カビが生えた革製品を元通りにする為には、カビをきちんと取り除き、カビが生えにくい革に変えるところまでがセットです。

大切な革製品をまた使えるようにする為に、まずは正しいカビ除去の方法を知りましょう。

カビの拭き取り方

  1. 作業は屋外で行います。取り掛かる前に汚れてもいい服装に着替え、マスクをしましょう。
  2. 除去に必要な道具は、ウェットティッシュ(無ければティッシュか、不要なTシャツのような柔らかい布)
  3. ウェットティッシュにアルコールかモールドクリーナーを吹き付けて、カビを拭き取ります。

カビが生えにくくする

最近のカビ対策は、カビを殺すのではなく生えにくくするという発想の商品が多くなってきました。

この種類のカビ対策が優れている理由は2つ。

  1. そもそも内部のカビまで退治するのはほぼ不可能と割り切ったところ
  2. 塩素を使っていないので木や革や布にも使えるところ

簡単に使い方を説明すると、カビを拭き取った革にカビが生えにくくするケア剤を浸透させて、カビの繁殖を止めるという作業を行います。以下手順です。

  1. 防カビ剤をスプレーする
  2. 乾くまで風通しの良いところで陰干し
  3. ブラッシングor乾拭き

1週間くらい様子をみて、まだカビが出てくる場合は、カビの拭き取りからもう一度工程を繰り返します。今度は前回より多めに防カビ剤をスプレーしましょう。

これで完了です。
ここからは、作業を行う注意点や、商品のおすすめをご紹介していきます。

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カビ対策におすすめの道具

ここからは必要な道具を紹介します。

  • 【リスクが高いカビ除去剤】アルコール濃度80%前後の消毒液
  • 【リスクが低いカビ除去剤】エム・モゥブレィ モールドクリーナー
  • ティッシュ
  • “カビ革命”というカビ防止剤

この記事ではアルコールを使ったカビ除去方法を解説しますが、革にアルコールをつけると塗装を落としたり変質させるリスクがあります

くわしくは〈NG〉革をアルコール消毒するのはおすすめしない|唯一の理由を。

デテログ
デテログ

消毒用アルコールは最後の手段!ヌメ革は比較的アルコールに強い印象。顔料の塗装はアルコールで溶けるよ。

モールドクリーナーの方が幅広い革に使えるのでおすすめです。

モールドクリーナーは、有機ヨードを使った消毒、カビ予防液です。

シューケアの一流ブランドエム・モゥブレィの製品なので、革に対する影響面では安心してお使いいただけるのではないでしょうか。

カビの繁殖を抑制する!新しい防カビ剤

革製品にも安心して使える防カビ剤です。

カビ革命

カビ革命 液体 (ストレートタイプ) 500ml
カビ革命
¥3,480 (¥7 / ミリリットル)(2022/07/15 16:20時点)
商品サイズ (幅×奥行×高さ) :225mm×85mm×85mm

「殺す」から「生やさない」への新発想

出典 Amazon.co.jp

キャッチコピーの通り、生やさないことを目的とした防カビ剤です。何だか怪しい・・・と思って買ってみたのですが、本当に生えてこなかったのでおすすめします。

使い方は、カビを取り去ったカバンなどにまんべんなくスプレーするだけ。とてもカンタンです。何日かおいてから乾拭きして様子を見て見ましょう。

注意点として、必ず目立たない部分で試してから使いましょう

全ての革製品に使えるというわけではありません。安全な商品ですが、使う対象物の素材によっては、シミになったり変色したりする可能性もあります

デテログ
デテログ

もっとも、カビが生えてしまった状況では、多少のリスクを取って除去に挑む覚悟は必要かもしれません・・・健闘を祈ります!!

その他、有機ヨードを使ったカビ除菌剤などもあります。

モールドクリーナーシートはウェットティッシュのように使えるから便利ですよ。

カビ除去の場合は、もっとヒタヒタにして使いたいので、シートだけじゃなくてスプレーも準備しておきたいところです。

こちらは革製品のケアグッズを作っている老舗エム・モゥブレィの商品なので、革に使う上での安心感はあるかもしれないですね。

デテログ
デテログ

モールドクリーナーは拭き取りに使うのもOK

リスクはあるけどカビ拭き取りに効果はあるアルコール消毒液

革に悪影響があるので最後の手段的な使い方になりますが、アルコールはカビ除去に効果的です。

スプレーになっていてアルコール濃度70~80%程度のものが消毒効果が高く、手に入りやすいでしょう。

ここで紹介するものは、食器や食品に直接かけても大丈夫なくらい安心なアルコールです。

 ドーバー パストリーゼ77

うちはこの消毒用アルコールを5リッター買いしましたが、もっと小さくて使いやすいボトルでも売っているのでご紹介します。

パストリーゼ77 スプレーヘッド付 500ml
ママパン
¥1,390 (¥3 / ミリリットル)(2022/08/03 11:57時点)
使用上の注意:・食品に直接噴射した場合は、20~30秒後、蒸発してからお召し上がり下さい。・火気の近くで、また火気のある室内で、大量に使用しないで下さい。・高温(40℃以上)になる場所に置かず、涼しい場所に保管して下さい。・シミ、変色を避ける為、皮革、塗装製品などには使用を避けて下さい。

ハイアルコールスプレー アルコール除菌剤 1L

こちらはLIONのアルコールスプレー。

先ほどのドーバーはアルコール度数が77%こちらのLIONは67.9%。消毒に適したアルコール濃度は、70~80%が一番効果が高いと言われています。濃度が高すぎても効果が落ちてしまうのです。

消毒効果が最大になる濃度については諸説あるようです。

最近では、60~95%の間なら、濃度による殺菌効果にほとんど違いは無いという発表もされています。

まとめ

カビが生えた革製品をきれいにするためには、カビを除去し、生えにくくするの2ステップで対処する必要があります。

カビの除去には、アルコールを使うかモールドクリーナーなどのクリーナーを使うかですが、個人的にはアルコールを使うのは避けた方がいいと感じています。リスクが大きすぎるので。

カビの再発予防には、カビ革命や、モールドクリーナーが効果的です。

カビ革命 液体 (ストレートタイプ) 500ml
カビ革命
¥3,480 (¥7 / ミリリットル)(2022/07/15 16:20時点)
商品サイズ (幅×奥行×高さ) :225mm×85mm×85mm

今回紹介した道具で処理すれば、よほどひどいカビでない限り効果があって、私自身再発を防ぐことができています

でも、カビの根本から完全に断つのはむずかしく、環境によっては再発する可能性はゼロではありません

なので、大切な革製品であればこそ、きちんとプロにお任せして直してもらうのがベターかなと感じています。

皮革専門クリーニングのリナビスさんは、クリーニングから傷の補修、色の補正までをトータルで請け負ってくれます。

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くつリネットさんは、カビが生えた靴もOKの宅配靴クリーニングサービスです。自分では勇気がいる革靴の水洗いも安心して任せられます。

わからないことや、やった結果の報告などコメント欄でお知らせください。

お待ちしております。

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