ビルケンサンダル履き心地比較|ボストン/ロンドン/チューリッヒ

ビルケンシュトック履き心地比較|ボストン/ロンドン/チューリッヒその他の話

ビルケンシュトックの人気3モデルの履き心地とサイズ感を比較します。

どのモデルを買おうか迷っている方の参考になればうれしいです。

この記事のテーマ
  • ホールド感のちがい
  • かかとの浮き方のちがい
  • サイズ感のちがい
  • ナチュラルレザーとスエードの履き心地のちがい
この記事を書いた人
dete

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・職人歴10年/元・美容師

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比較する3種類のビルケンシュトックサンダル

まず、それぞれの形をざっくりと。

チューリッヒ|スエード

足入れがしやすいサンダル型。

サッと履けてサッと脱げます。

ロンドン|スエード

かかとまでカバーされたシューズタイプ。

安定感があります。

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ビルケンシュトックの定番アイテムであるBoston/ボストンの、かかとが覆われたモデルがLondon/ロンドンです。シンプルなシームレスデザインのシューズで、裁ち端の風合いを生かし、ライニングのないナチュラルなアピアランスが特徴です。このデザインと極めて柔らかいレザーのアッパーによって、まるで自分の肌のようにぴったりと足にフィットします。

ボストン|ナチュラルレザー

ロンドンに似ていますが、かかとがないサボサンダルタイプ。

先の二つの中間です。

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ビルケンシュトック履き心地比較

各モデルの履き心地のちがいを解説します。

全モデル共通の快適なインソール

ビルケンといえばこの独特のフットベッドが特徴。

足を包み込むようにフィットする履き心地でリピートするファンが多いです。

 
 

誰にでも合うんですか?

貼られたスエードの下はコルクなので、足の形に合わせて変形し、使うほどにフィット感が増していきます。

靴が使う人に合わせてくれるのがビルケンの特徴です。

チューリッヒとボストンのホールド感のちがい

かかとがホールドされていないチューリッヒとボストンは、アッパーのホールド感が履き心地に影響します。

チューリッヒ

甲の骨のでっぱりより上までホールドしてくれるので安定感があります。

履き口がラウンドしているので、足を上げても甲にアッパーが当たらず快適です。

ボストン

履き口がラウンドしたチューリッヒとはちがい、ベロがでっぱっていて、より上の方までホールドされる感覚です。

チューリッヒよりも上向きに角度がついており甲が高め。
ベロがでっぱっているわりに足をあげやすい工夫がされています。

それでも、私の場合、若干甲に当たる感覚はあります。ナチュラルレザーの場合は革が馴染むまでは人によっては気になる感じがあるかもしれません。

スエードなら最初から柔らかいので気にならないと思います。

かかとの浮き方の比較

足を踏み出す時のかかとの浮き方のちがいを比べます。

ロンドンのかかとの浮き

かかととインソールの離れ具合は見えませんが、かかとまでホールドされているので浮き上がらず、当然と言えば当然ですが、3つの中で最も安定感があります

ちなみに、ロンドンのアッパーのホールド感ですが、足の甲くらいまではしっかり目にホールドされています。

そこから上はなだらかに角度が上向きについており、安定感がありながらもストレスを感じないつくりになっています。

チューリッヒのかかとの浮き

バックルの締め具合にもよりますが、快適な履き心地に調節するとこれくらいの感じです。

足を上げるのと並行して持ち上がってくれるので、かかとだけが浮いてしまうことがないです。

これはアッパーがしっかりとホールドしてくれているから。
サンダルらしい軽い見た目にもかかわらず安定感のある履き心地を実現しています。

ボストンのかかとの浮き

最もかかとが浮きやすいです。

これもバックルの締め具合の影響では?と思うかもしれませんが、しっかり締めてみても、足を踏み出す時には他のモデルよりもかかとが上がります。

これはベロの部分が上向きになっているからでしょう。

この構造はメリットもデメリットもあると思います。

メリット

・足を踏みだしやすい
・かるい履き心地

デメリット

・安定感は他のモデルよりも少し劣る

ボストンは履いてて脱げない?

そんなにかかとが上がってしまうと靴が脱げてしまうんじゃないか?

と思うかもしれませんが、ぜんぜん脱げません。

理由はビルケン独特のフットベッドの形。

かかとのカタチに沿ったヒールカップ
指の形に合ったフットベッド

かかとを包み込むヒールカップや、指のつけ根のくぼみにも沿った指回りなど、足にぴったり合う形。

簡単には脱げず、安定感があります。

足入れのしやすさ

これも当然と言えば当然ですが、靴に近い形よりもサンダル色が強いモデルの方が足入れがしやすく、着脱がカンタンです。

チューリッヒよりもボストンのアッパーの方がサイドのカバー範囲が広い

写真でわかるとおり、チューリッヒとボストンではアッパー側面のカバー範囲に差があります。

靴に近いボストンの方が横ブレに強く、その反面足入れはしづらいです。

頻繁に脱いだり履いたりするような状況なら、チューリッヒの方が快適に感じるかもしれません。

蒸れにくさ

つま先があいているモデルの方が蒸れにくいです。

蒸れにくさ

【蒸れにくい】 チューリッヒ>ボストン>ロンドン 【蒸れやすい】

蒸れやすいとはいっても、ビルケンはライニング(裏地)無しで、インソールもスエードやコルクが使われているので、革靴としてはかなり蒸れにくい部類です。

夏に裸足で履く方が多いのも理由があります。

ビルケンシュトックサイズ感比較

各モデルのサイズのちがいについてです。

形は一緒。違いはアッパー

ビルケン3モデルは、どれもソールの形が同じ。だから物理的な大きさは同じです(ビルケンには通常モデルとナローモデルがあり、ナローは幅狭)。

でも履いた感じはちがっていて、それは何がちがうかというと、アッパーの形です。

アッパーのちがいでサイズ感が変わる?

ロンドンはつま先からかかとまで覆われたシューズ、ボストンはつま先が覆われたサボサンダル、チューリッヒはつま先もかかとも開いたサンダルタイプと、アッパーの形がちがいます。

サイズ感が一番シビアなのはボストンでしょう。

小さいとつま先があたるし、大きいと抜けやすくなりそう。

チューリッヒは2か所をバックルで締められる上に、ホールド感のちがいのところで書きましたが、締めた時の安定感があるので、少し大きかったとしても大きな問題にはなりにくい(「靴は最大限サイズにはこだわるべき」が前提ですが)。

多少大きくても大丈夫という意味では、ロンドンが一番対応できる幅が広いです。

甲部分はバックルで締められる上、サイドからヒールにかけて包み込まれるので、安心感があります。

※繰り返しますが、靴はサイズが合ったものを選ぶのが大事です。

ビルケンは多少のサイズ調整が可能

バックルでサイズ調整が可能なのがビルケンの特長。

甲部分の革は馴染んで伸びますが、ビルケンはバックルで対応できます。ちょうどいい穴がなくなったら、穴を追加するだけで簡単に調整できます。

穴開けは修理屋さんなどでもやってくれますが、工具があるならわざわざ頼むほどのことではありません。

これでギュッと握るだけで穴を追加できます。

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これひとつで6サイズの穴があけられます。1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm。

こういうのもあって、どちらもカンタンなのでお好みで。後のスクリューポンチは下に穴が貫通するので古雑誌や板などを置く必要があります。

ロンドンとボストンは微妙にちがう

 
 

ロンドンとボストンのちがいはかかとだけ?

ミコガイ
ミコガイ

実は形がちがいます!アッパーの長さも

真ん中のボストンの方が、ロンドンよりもトゥ(つまさき)がとがっていてシャープです。

見た目の問題で、履き心地にはほとんど影響しません。

甲部分のアッパーの長さも違います。ボストンよりもロンドンの方が長く、足のつけ根近くまでホールドしてくれます。

より靴に近い造りになっていますね。

ナチュラルレザー vs スエード|選び方

何よりも見た目の好みで選べばいいと思いますが、「迷って選べないから機能面なども知りたい」という方に向けて解説します。

ビルケンのおすすめ素材(レザーvsスエード)
  • 最初から歩きやすいのはスエード
  • 足をホールドする安定感はレザー
  • 経年変化(味)が楽しめるのはレザー

スエードは最初から馴染んで歩きやすい

スエードは柔らかく、甲部分など多少足にあたっていても痛くなりにくいです。

その分少し伸びやすい一面もあります。

レザーはがっちりホールドするので安定感がある歩き心地

ビルケンのナチュラルレザーは、カチカチの皮ではありませんが、3mm前後の厚みと相まって最初はけっこう硬い印象です。

がっちりとホールドしてくれるので、足をくじくようなことも起こりにくく、揺れる電車内や、でこぼこの道もちょっと安心

その分、馴染むまでは長時間歩くと痛かったり違和感を感じることもあるかもしれません。

特にレザーは試着をおすすめしますが(私は試着無しで買いましたが)、履くうちに不思議に馴染んでしまうのが革の良いところ

安定感は残しつつも、少しずつ快適になります。

レザーは経年変化(革の味)を楽しめる

意外とおもしろい革です。

厚みは約3.1mm。ちょい硬い。なめしはコンビですかね?

クリームの吸い方からしてうす化粧な革だとわかるし、銀面も全く削ってないか削っててもわずかです。
高級な革ではないですが、ヌメ革とは違ったエイジングが楽しめそう。
 

まだまだ履き始めで革の味はこれからですが期待できそうです。

手入れが楽なのはスエード

どちらかといえば、お手入れが楽なのはスエード。

とはいえ、レザーも含めてどちらもお手入れはむずかしくないです。

基本はブラッシング+防水スプレー。レザーの場合クリームを塗る工程がプラスになります。

詳しくはこちらの記事を☟

レザーのビルケンシュトック(ボストン)最初のお手入れ|必要な道具
ナチュラルレザーのビルケンシュトックの履き始めのお手入れに必要な道具を紹介します。後半では、ナチュラルレザーのシューズを買ったらすぐにやりたいお手入れ方法を写真で図解します。
スエードカラーフレッシュはどんな商品?〔使い方と効果〕
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スエードのお手入れにはスエード用スプレーがおすすめ。ビルケンサンダルを例に解説しています。

ビルケンサンダルの取り扱い店

ビルケンサンダルが買えるお店

ビルケンのサンダルは、

  • ビームスやアローズなどのセレクトショップ
  • オシュマンズやL-Breathなどのアウトドア用品店
  • ビルケンシュトック直営のショップやテナント店

などなど。

もちろんZOZOTOWN楽天Amazon でも。

Amazonと楽天で比べると、楽天の方がショップを選べて安心感があるので個人的におすすめです。

楽天でビルケンシュトックサンダルを探す

モデルは限られますが、Amazonのプライムワードローブでも購入できます。

〈プライムワードローブとは?〉
気になるアイテム、色ちがい、サイズちがいを取りよせて、試着後、気に入った商品だけを買い取ってその他はキャンセル(返品送料無料)できるサービス。

公式ページ プライムワードローブの使いかた

プライムワードローブで買えるビルケンシュトック

プライムワードローブ試しましたが、危機感を覚えるくらいに便利でした。

プライムワードローブはプライム会員だけのサービスです。

Amazonプライムに入っていない方は入会してお試しください。

ミコガイ
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ほぼ毎日プライムで動画見てます。
Amazon使うなら入って損ないです。

ビルケンサンダル履き心地とサイズ感まとめ

ビルケン3種のちがいについて書きました。まとめるとこんな感じです。

ビルケン3種のちがいまとめ
  • アッパーのホールド感があってストレスがないのはチューリッヒ
  • 安定感があるのにサンダルのような楽さがあるのはロンドン
  • レザータイプは少し足入れしにくいけど足を踏みだしやすい構造なのはボストン
  • 蒸れにくいのはチューリッヒ
レザー or スエード
  • まず見た目の好み
  • 馴染みやすいのはスエード
  • 安定感があるのはレザー
  • 経年変化が楽しめるのは主にレザー

ビルケンのサンダルはバックルでサイズ調整ができ、また、足に馴染んでくれるので失敗が少ない靴です。

ミコガイ
ミコガイ

革靴なのにリラックスできるから、意識低い革靴と私は呼んでいます(いい意味で)。

私はボストンとチューリッヒをルームシューズ専用として買いました。

ガチで快適です。

関連記事 ビルケンシュトックのチューリッヒを室内で使うとどうなる?ルームシューズ化のメリットとデメリット

[ビルケンシュトック] 1010503 LONDON ロンドン スウェードレザー レギュラー幅 TAUPE BI142 レギュラー幅 40-約26.0cm
BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
¥20,790(2020/11/09 10:50時点)
ビルケンシュトックの定番アイテムであるBoston/ボストンの、かかとが覆われたモデルがLondon/ロンドンです。シンプルなシームレスデザインのシューズで、裁ち端の風合いを生かし、ライニングのないナチュラルなアピアランスが特徴です。このデザインと極めて柔らかいレザーのアッパーによって、まるで自分の肌のようにぴったりと足にフィットします。

他にもビルケン関連の記事を書いているのでよろしければご覧ください。

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