コロニルの革用防水スプレー4種類を比較|迷ったらウォーターストップで間違いなし

コロニルの革用防水スプレー4種類の違い|迷ったらウォーターストップで間違いなし革製品のお手入れ

コロニルには、革に使える防水スプレーが4種類もあります。

コロニルの防水スプレー
  • ウォーターストップ
  • 1909シュプリームプロテクトスプレー
  • ナノプロ
  • カーボンプロ

おすすめは?

どう違うの?

コロニルの中の人に説明してもらったので、その内容をシェアします。

私は革職人として10年ほど革にたずさわっており、一般の方に比べると革に関する知識はあると思うので、私の経験から話せる内容も補足しながら解説します。

この記事を書いた人
dete

・レザーブランド"dete"の人
・職人歴10年/元・美容師

【DeteLogはこんな方向け】
・レザクラの腕を上げたい
・革のケアの腕を上げたい
・「革」に詳しくなりたい

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コロニルの革用防水スプレー4種類を比較|メーカーのおすすめ

コロニルの革用防水スプレー4種類の違い|迷ったらウォーターストップで間違いなし

コロニルには、防水スプレーとして販売している商品が4つあります。

主に革用のウオーターストップとシュプリームプロテクト、布や革にも使える高機能タイプのナノプロとカーボンプロ。

先に結論をいうと、革用ならウオーターストップがあれば十分です。

[コロニル] 防水スプレー ウォーターストップ 400ml メンズ CN044021
Collonil(コロニル)
成分:防水剤、炭化水素系溶剤、ナフサ、ブタン、プロパン、ジメトキシメタン、酢酸ブチル、メタノン

クリームのお手入れを省きたいならシュプリームプロテクトを。

どうしても濡らしたくないなら、ナノプロ(ヌメ革等使えない素材アリ)を。

Collonil(コロニル) 万能防水スプレー ナノプロ 300ml
Collonil(コロニル)
¥1,833(2020/06/09 17:12時点)
成分:ブタン、アルカン、パラフィン、ナフテン炭化水素、プロパン、酢酸ブチル、ジメトキシメタン、ポリ、脂肪族炭化水素

次は表で比較してみましょう。

ウオーターストップとシュプリームプロテクト

ウォーターストップ

シュプリームプロテクト

ここがポイント

万能

多くの革に使えてすぐ乾く万能型。
迷ったらコレ。

保湿効果アリ

ウオーターストップに油分をプラス。クリーム不要でお手入れが楽々。

防水効果

安定の効果。

ウオーターストップより気持ち劣る

持続性

デリケートな革への対応

最も多くの革に対応。ヌメ革でもシミのリスクは低め

メーカーいわくヌメ革でも使えるとのことだが、素上げのデリケートなイタリアンレザーで若干のシミを確認。

乾きやすさ

忙しいお出かけ前でも使える。

忙しいお出かけ前でも使える。

商品ページ

Amazon

楽天

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楽天

ナノプロとカーボンプロ

ナノプロ

カーボンプロ

ここがポイント

最強防水

微細な凹凸をつくることにより、コロニルの防水スプレーで最強の効果。強力に水や汚れをはじきたい時用。

効果が長持ち

伸縮性に優れた保護膜は曲げやしわに強いく、防水効果が長持ち。

防水効果

フッ素+凹凸による強力防水。
ハスの葉に生えた毛の撥水効果を元に着想を得た凹凸構造だとか。

持続性

曲げやしわに強い保護膜で最長の防水効果。

デリケートな革への対応

ヌメ革等デリケートな革には使用不可。

デリケートな革に使うのは避けた方がいいかも。

乾きやすさ

速乾性は低く、お出かけ前には使いにくい。

速乾性は低く、お出かけ前には使いにくい。

商品ページ

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※カーボンプロは表面に保護膜をつくってしまうので通気性が維持されるのか心配でしたが、その他のスプレー同様に水をはじきながらも水蒸気は通してくれるようです。

まとめ

革用ならウオーターストップがあれば十分。

クリームのお手入れが面倒ならシュプリームプロテクトがあれば一本二役。

[コロニル] 防水スプレー ウォーターストップ 400ml メンズ CN044021
Collonil(コロニル)
成分:防水剤、炭化水素系溶剤、ナフサ、ブタン、プロパン、ジメトキシメタン、酢酸ブチル、メタノン

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防水スプレーは革に良くないって本当?

防水スプレーは革に良くないって聞いたんだけど・・・

ミコガイ
ミコガイ

リスクはゼロではないですが、使わないリスクの方が大きいかもしれません!

防水スプレーを使わないリスク

防水スプレーを使うと、革の種類によってはスプレーの跡が残ってしまうことがあります。

どんな革に残りやすいかというと、ヌメ革やその他の素上げの革など。

つまり、ナチュラルな仕上げのデリケートな革は少し心配。

とはいえ、普通に使っていても、いやむしろそういう素材は普通に使っている方が汚れやシミが目立ってしまうことも。

そうなるくらいなら、防水スプレーを使った方が汚れにくく、結果的に長く使えるのでは?と私は考えています。

かつては粗悪な防水スプレーが多かったが、今は

昔ながらの職人さんは防水スプレーを嫌う方が多いです。

昔のスプレーの悪いイメージが残っているのでしょうね・・・。

昔の防水スプレーは、革表面を覆って水をはじく構造のものが多かったらしいです。

この覆うタイプの防水スプレーにはデメリットがありました。それは、水をはじくだけでなく、通気性もシャットアウトしてしまうところ。

通気性がなくなると、水分の放出ができにくくなり、カビが生えやすくなったり、革の劣化を早めたり、内装の加水分解を起こしやすくしたり、良いことがありません。

今の防水スプレーの多くはフッ素やフッ化炭素樹脂を使っており、革表面を覆わずに水をはじくことができます。

※シリコンを主成分としたものなど、あまりに安価なものは膜を作ってしまうのでおすすめできません。

通気性があるので、水滴ははじくけど水蒸気は通します。

そんな都合いいことあるの?

あるんです。
防水透湿生地のゴアテックスが出始めの頃もそういう声はありました。

現代の防水スプレーは、革にソフトな防水透湿効果を与えるようなものです。

防水スプレーのかけ方

防水スプレーの使い方シザーケース編 LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレーDBS-420

ブラッシングしてから全体にまんべんなくかけます。

色が変わっていますが乾くと元に戻るので心配はいりません。

革用のブラシの選び方についてはこちら☟をどうぞ。

革職人が選んだベストな革用ブラシに検証写真を添えて。
革製品のお手入れに適したブラシとは何でしょうか。豚毛、馬毛、化繊、山羊毛と、多くのブラシがあり、どのブラシを選ぶかで大きな差が出ます。大切な革製品のお手入れの参考にどうぞ。

注意喚起:健康被害の報告もアリ

防水スプレーを多く吸い込むと、肺に深刻なダメージを与えてしまうんだとか。

防水スプレーを使う際は、必ず換気をして、できれば屋外で。

以前まとめた防水スプレーの危険性についての記事☟

防水スプレーの危険性を話します!安全に使う方法は?
DeteLogのミコガイです。この記事では、防水スプレーの危険性とは?安全に使う為にはどうすればいいのか?を革職人の立場でまとめています...

普通に使う分には大きな問題はないですが、ご自分の健康が心配な方、子供やペットへの影響が心配な方は、オーガニックの防水ケア用品を選ぶのもアリ。

オリーブオイルなど天然のオイルを使った撥水効果を発揮するミストです。

私自身は試していませんが、コロニルの営業さんは自信をもっておすすめしていたので一度トライしてみたいと考えています。

使い方についてはこちら☟

まとめ

コロニルはいろんな防水スプレーがあって迷ってしまいますが、革用ならとりあえず定番のウオーターストップを買っておけば安心です。

[コロニル] 防水スプレー ウォーターストップ 400ml メンズ CN044021
Collonil(コロニル)
成分:防水剤、炭化水素系溶剤、ナフサ、ブタン、プロパン、ジメトキシメタン、酢酸ブチル、メタノン

クリームを兼ねた楽々お手入れをしたいなら、1909シュプリームプロテクトスプレーを。シュプリームプロテクトだけは革専用です。他は布にも使えます。

どうしても濡らしたくないなら、ナノプロを試してみるのもいいでしょう。ナノプロはデリケートな革には使えないそうなので注意しましょう。私はこれは買わないかなと思います。

Collonil(コロニル) 万能防水スプレー ナノプロ 300ml
Collonil(コロニル)
¥1,833(2020/06/09 17:12時点)
成分:ブタン、アルカン、パラフィン、ナフテン炭化水素、プロパン、酢酸ブチル、ジメトキシメタン、ポリ、脂肪族炭化水素

昔は革に防水スプレーはしない方がいいと言われてきましたが、最近の製品は品質が良くなっていますから、むしろした方がいい結果になることも。

特に、外で使う製品や汚れやすい製品には使った方がいいです。
シザーケースやバッグなどがそうですね。

やり過ぎずほどほどに、正しいお手入れをしてあげることで革製品は長持ちします。
他にもお手入れ記事を多数ご用意しておりますので、よろしければ合わせてご覧くださいませ。

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