革くるみボタンの作り方

レザークラフト講座
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こんにちは。deteのミコガイです。

この記事では、くるみボタンって?くるみボタンの作り方は?といった内容でお届けします。

くるみボタンやってみたいけどどうやるのかな?と疑問を持っているレザークラフターさん、革製品に興味がある方、自分でも作ってみたいという方に楽しんでもらえると思います。

deteでは、製品に使うホックは主に真鍮製のものを使用しています。

サビにくく経年変化が楽しめる真鍮はそのまま使っても素敵なのですが、革で包むとまた違った表情に仕上がります。

革くるみボタンの作り方

つくり方はとっても簡単。薄く漉き加工をした革で真鍮のホック金具を包んで打ち付けるだけです。詳しく説明していきましょう。

くるみボタン作りは漉きが大切

もともとの成牛革は薄いものでも1.4mmくらいはあり、この厚みのまま包もうとしても到底厚すぎて硬すぎて使えません。

何事も下準備が大切。よく革を揉んで柔らかさを出し、全体を薄く漉き加工します。

この時点の漉きは機械で行います。鋳鉄のボディが怪しく光るニッピ製の漉き機。泣く子も黙るNP-202!

ま、何てことない一番普及してるやつです。

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[漉き機の構造]

空き缶を水平にぶった切ったような丸刃縦向きに設置してあり、これが回転し、そこに革を送り込むことで革の裏側を削り取り、均一な厚みに革を漉く(薄くする)ことができます。

今回はこの段階でぺらぺらになるくらいに薄く漉き、さらに革包丁でへりを手漉きします。

 

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革の中心を囲むように、黒い線で丸が書かれているのがわかりますね。この線が、ホック金具の上面にあたる部分です。ここはこれ以上薄くしません。この線から外に向かって、厚みがゼロになるように少しずつ薄くしていきます。

業界でいうところのゼロ漉きっていうやつです。

 

ゼロ漉きとは?

へりに向かって少しずつ薄くなるようにななめに漉くことで、へりの厚みはゼロに限りなく近いところを目指します。

漉きが終わったら、この革をホックに貼り付けるのですが、ただ貼っただけでは接着が弱いので、ホックの接着面を紙やすりで荒らして、接着剤の効きを強めておくのがポイントです。

 

貼り合わせるときは、全体が隙間なくぴっちりと金具に沿って貼れているか確認してください。形が歪んでいるということは、その部分が浮いているということです。上から見た時にきれいな円形になっているかどうか注意。

つつんで菊寄せして、しっかりと圧着できたら完成です!上の写真のように、できるだけ細かいひだになるように、漉きを丁寧にし、菊寄せも慎重に行いましょう。

 

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打ち付けるときは、できればハンドプレス機と専用の駒を使いましょう。革の厚みでホックのサイズが大きくなる為、駒のサイズが合わなくなる場合があります。その場合は、一回り大きな駒を使うといいですよ!

 

今回のホックはシンプルなキーケースに使いました。

プレゼントは喜んでもらえたでしょうか?

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革くるみボタンの作り方動画を製作しました。

映像も見ながらトライしてみてくださいね。

他の動画でもレザークラフト関係のコンテンツを公開しています。お気軽にチャンネル登録してくださいね。

 

ご覧いただきどうもありがとうございました。

このブログでは、初心者向けたまに上級者向けのレザークラフト講座や、革辞典革のお手入れ方法など、革に関する記事をご用意しております。よろしければご覧ください。

 

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