スロンスクウェアのデリケートクリームってどんなクリーム?
他のクリームと何が違うの?
そんな内容をお話しします。お手入れ時の使い方も載せているので気軽にトライしてみてください。
スロンスクウェアデリケートクリームはこんなクリーム
繊細な革にも使える革にやさしいクリーム
ざっくりいうと、革にやさしくて幅広く使えるデリケートクリームです。
普通のクリームではシミになってしまうようなデリケートな革でもこのクリームなら使えるかもしれません。
スペック➡外観➡使って検証の流れで解説します。
スペック
メーカー紹介文はこちら。
ソフト革専用お手入れクリームです。40g
●スエード、ベロアなどの起毛革には使用できません。
●弱酸性、無溶剤タイプのクリームです。
●防カビ剤配合のためカビの発生を抑えるのに効果的です。
引用元 コロンブスオンライン
外観
ネル生地の巾着袋に入っていました。
小ぶりなビンに入ったクリームです。
ハトムギ化粧水のジェルに似ています。
指にとると、体温で少し溶けてさらにやわらかくなります。
スロンスクウェアのデリケートクリームを使ってみた
実際に使ってみましょう。
クロムなめしカーフの手帳の場合
色が変わらない(クロムなめし)ツルツルした革です。水は少し吸います。
この手帳に塗ってみます。
クリームを塗る時前には必ずブラッシングをしましょう。
さらに乾拭きも行うとなおいいです。
綿のネル生地か、ポリッシングクロスがおすすめです。
布が吸い込んでしまいそうなので指で伸ばしました。
思いのほか伸びがいいです。
すぐに浸透しました。跡も残っていません。
仕上げにもう一度ブラッシングして、余分なクリームを取り去って仕上げます。
結果
塗ってない側と塗った側を比較します。
あとの写真の塗った側の方が潤いが出て小ジワも無くなりました。
写真ではちょっとわかりにくいレベルの差ではあります。
味カーフ(素上げコンビなめし革)の場合
とても繊細な革なのですが、塗る前とほとんど変わりがない仕上がりで良好です。
デリケートクリームを使う主な目的は、革に栄養を与えて長く良い状態を保つことです。
不自然なツヤが出たり色が変わったりしにくいクリームの方が望ましいと私は考えていて、その点でもこのスロンスクウェアのクリームは良いと思います。
スロンスクウェアデリケートクリームの特徴
特徴は?
一般的なデリケートクリームと比べて何が違うのか?
特徴
- ほぼ無臭
- 吸い込みが早くサラッとした仕上がり
- シミになりにくい
- 防カビ剤配合
ちがいは成分の濃さと優しさ
ずばり、一般的なデリケートクリームとのちがいは、スロンスクウェアデリケートクリームは成分がうすめで革に優しいというところ。
うすいので保湿効果は高くないと思う。
カサカサになった革に使うには向きませんが、一般的なクリームを使うのが心配なくらい大切な革製品用には重宝するでしょう。
-
本当にデリケートな素材向き
- 効果はうすいが革に優しい
もう少し効果が強いデリケートクリームを探しているなら、コロンブスのコンディショニングクリームかエム・モゥブレィのデリケートクリームなどおすすめです。
レビュー 革小物用コンディショニングクリームの使い方とレビュー(コロンブス)
レビュー エム・モゥブレィ デリケートクリームは買いか?|デメリットと使い方
シミになりにくい
革製品用のクリームだけで10数種類は試しましたが、その中でもっともシミができにくいクリームだと感じました。
革製品は高級品ほどていねいに扱う必要があるものですから、大切な革製品にこのスロンスクウェアデリケートクリームは重宝すると思います。
防カビ剤配合
防カビ剤が入ったクリームはあまり多くありません。
同じくコロンブスが販売しているコンディショニングクリームやブリオにも入っているようです。
コロンブスは日本のメーカーですので、さすがに湿気の多い国ならではの製品展開ですね。
スロンスクウェアデリケートクリームについてのまとめ
スロンスクウェアデリケートクリームについて書きました。
特徴はシミになりにくいところ。
そして弱酸性、無溶剤でとにかく優しいクリーム。
繊細な革製品にも安心して使えると思います。
その分保革効果も控えめなので、ずっと放置していた製品の保湿などには不向きです。
日常的に使うならとてもいいチョイスですね。
以上です。
他にも革のお手入れについて書いているのでそちらも見てください。
お手入れについて知りたいことがあったらコメントで聞いてくださいね。
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