このページにたどり着いた方の中には、
革職人になりたい
とか、
副業で革製品を作って売るのに興味がある
という方がいるかもしれません。
そんな方に知っておいて欲しいことがあります。それは、
ハンドメイド作家/革職人で独立すると超孤独!
ぼっちです。
あなたは耐えられますか?
ということ。深掘りします。
革職人になる方法については、別記事の革職人になりたい!職人を目指す人に向けた記事まとめでお話しています。
革職人になりたいあなたへ。独立すると孤独ですよ
ネットで販売するフリーランスの革職人(一人暮らし)の私は圧倒的に孤独な日々を送っています。
どのくらい孤独かというと、
という現状です。つまり、二日に一回は言葉を発しません。
こう文字にしてみると、我ながら本当に人と話してないですね笑
実際に会う相手はこんな感じ。
- ヤマト/佐川他の配送スタッフ(2~3回/週)
- ジムのスタッフや他のお客さん(1回/週)
- パートナー及び外界の方々(1回/週)
- 時々あるお客様のご来店、お電話(最近はLINEが多いので電話はめっきり減りました)
これを読んでどう思いましたか?
革製品を作ってネットで販売するというシステムの場合、人と対面する機会が本当に無くなります。
最初は結構しんどかったりしました。
ずっと人の声をきかず話さずという期間が今までの人生でなかったことなので変にソワソワします。
人の声を聞こうとしてラジオを一日中かけていたり、ガラになくSNSで人と絡んだり・・・
それから9年。
でも、だから大丈夫だよとも言えないです。私は慣れましたが、ダメな人はダメだと思う。
独立系の革職人に向く人って?
気付いたことを箇条書きします。
- 会話が無くても大丈夫な人(好き嫌いとは別)
- 熱意がある人
- 研究家タイプ
- オタク気質
- 情報のインプット力がある人
- 陰キャ
独立系の革職人に必要な能力って?
手先が器用とか絵がうまいとか、そういうオプションはあれば強みになりますが、あくまでもオプション。
無くても全く問題ないです。
器用さよりは営業力とかマーケティング能力の方が大事だと思います。
また、一人で学ぶのはもちろん、何かあったら一人で問題を解決しなくてはいけません。
そういう時に困らないよう、情報収集のスキルを身に着けておく必要があります。
ちなみにこれを書いている私は、知らない言葉は全部ググるレベルのそっち系のヤバいヤツです笑
独立して人と会わなくなると成長できない?
人と会う経験が一番勉強になるという人がいます。
確かに、コミュニケーションスキルを学ぶ機会は少なくなります。これは間違いありません。でも、人と会う機会が貴重な体験になると、メリットも生まれます。
革職人で独立すると、人と会う機会を大切にするようになる。
成長云々で考えるなら、こういう機会の方が吸収できることが多くなると思うし、コミュニケーションも楽しくなる。
「人とお話できるってすばらしいな!」みたいな。なんだか宗教的ですが笑
私の場合、独立してから人の話を聞くのが好きになりました。
そして、吸収してアウトプットします。
これとか
これとか。
これらは近しい方から聞いた話をネタにして書いてます。
個人情報に結び付きそうなこととか、不利益を与えるようなことは書きませんからご安心を。
孤独でもそうじゃなくても学べるスキルの質は変わらない
孤独でも腕は上がります。
これは革に限ったことではないですが、情報があふれている現代では、大抵のことは本やネット記事に動画など、既存のメディアから学ぶことができますよね。
例えば、YouTubeを見れば、無料で財布の型紙と作り方まで公開している動画も見つかりますよ。是非ググってみてください。
実践的なスキルについては変わらない。むしろ集中して行うことができる。
病まない為に積極的な人付き合いと日光浴は必須
病まない?
人と会わなすぎるのとか、日の光を浴びなすぎるのとかはキケンかなと思います。
浴びる日光量が少ないと冬季うつ病になることがあるようです。
冬季うつ病の原因は、日照量不足であるといわれています。緯度が高く日照時間の短い北国ほど、冬季うつ病の発症率が高いことがわかっています。
引用元 冬季うつ病について
さんぽする、意識して人と接する機会を作るなど気を付けた方が良さそうです。
孤独は嫌!それでも職人をしたい!じゃあどうする?
私がお世話になったある職人さんは、孤独が続く状況の中で、「このままだといけない気がする。」と思い、人と接する機会を作る為に革の教室を開いたとお話ししていました。
ハンドメイド販売で人と会う仕事をする方法具体例
- 教室を開く
- 店舗兼工房にする
- 手作り市、マルシェに出店
- 個展、受注会を開催
こんな働き方なら必然的に人と会う機会が多くなりますね。
ネットで見るより直接会った方が記憶にとどめてもらいやすくなるのでメリットもあります。
ネットで販売しながら定期的にマルシェなどに出店している方もいますね。
手づくり市/マルシェまとめ
- 手創り市 鬼子母神・大鳥神社
- 青空個展てづくり市
- 全国のハンドメイドマルシェ
- 全国クラフトフェア一覧
- minne(定期的に対面販売イベント開催)
実は、このデテログを書いている私も最初は手づくり市などの出店から始めました。
まとめ
ハンドメイド作家や職人が独立すると孤独は孤独ですが、人によっては普通に慣れるし、孤独のメリットの方が大きかったりします。
とはいえ、孤独が続くのは良くないそうなので、意識して人と会ったり外出する機会を作ったりする方が良さそうです。
と思う方は、
- 教室を開く
- 店舗兼工房にする
- 手作り市、マルシェに出店
- 個展、受注会を開催
など、直接販売したり指導者の立場になることを目指してみるのはいかがでしょうか。
今後もこのデテログで情報発信を続けていきます。
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