デテログで紹介したアイテムまとめ(Amazonページ)

コロンブスのスエードブラシ(ステンレス製)が良い|ゴムブラシよりもこっち派

コロンブス極細ステンレスのスエードブラシがゴムブラシより優れている点 革製品のお手入れ方法

当記事はプロモーションをふくみます。

この記事では、シューズケアグッズメーカー「コロンブス」の最上級スエードケアグッズ「ブラシスエードブラシ(ステンレス製)」を検討している方に向けて、使い心地や他製品とのちがいについてレビューしています。

 
 

スエードブラシってどう?

といったあいまいな疑問や、

ゴムのスエード用ブラシとはどう使い分けるの?

といった具体的な疑問まで解消できる内容になっています。

結論をまとめると、コロンブスのスエードブラシは革にやさしく汚れをかき出す効果が高く、きれいな毛並みに仕上がる良質なブラシです。

ゴムブラシとは用途にちがいこそあるものの、1本だけ持つならこちらのブラシがおすすめです。

プロフィール

革職人の経験を活かし、趣味のレザークラフターや革製品のトラブルに悩む方に役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

・レザーブランド”dete“の代表
・出版書籍『革職人になる方法』Amazon手芸本1位獲得

※当サイトはリンクフリーです。リンクの貼り方についてをご覧ください。
※当サイトは、Amazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得ています。

お気軽にフォローしてください
スポンサーリンク

目次で便利に読めます(スマホのみ)

右下に現れる目次タブをタップすると目次が現れ、読みたい見出しをタップするとジャンプできます。

コロンブスのステンレススエードブラシはこんな商品

スエードブラシの特徴
  • 極細ステンレスが優しくホコリをかき出す
  • 手になじんで靴に最適な大きさ
  • 所有欲を満たすブナ材の柄
  • 毛足が寝たヌバックにも

手に当てても痛くないほど繊細なステンレス毛で靴に優しい

ステンレス毛の太さは0.08mm。極細だから当たりが柔らかく、革に優しいのが特徴です。適度にしなってくれるので、繊細な靴も型崩れしにくく安心です。

次の写真は馬毛ブラシとスエードブラシの拡大写真です。

一般的な馬毛のブラシよりも毛が細いのがわかります。

極細の毛はホコリをかき出すのに有利

一般的な馬毛などのブラシにくらべて毛足が細いスエードブラシは、スエードの毛と毛の間にかくれたホコリをかき出すのに有利です。

効果的なブラッシング効果によりスエード製品を清潔な状態を保ちます

持ちやすく靴用にちょうどいいサイズ

柄の大きさは手のひらにちょうど収まるサイズ。ブラシ部分も大きすぎず取り回しがしやすいブラシです。

バッグに使うには小さいですが靴用としてはこのくらいがちょうどいいでしょう。

所有欲を満たすブナ材の柄と焼き印

柄にはブナが使われています。

メイドインジャパンが映えますね。

蜜蝋などで手入れしつつ、経年変化を楽しみながら使うのもいいですね。

こんな自然の個性も気に入ってます。

寝た毛足を起こせるからヌバックにもおすすめ

スエードブラシは基本的にスエード専用のブラシですが、例外として毛足が寝てしまったヌバックにあえて使うのはアリ。

ヌバックというのは革表面を毛羽立たせた革のことです。それに対してスエードは革の裏面を毛羽立たせた革。革によっては使っていくうちに毛羽が寝てテカリが出る。

画像出典 スエード、ベロア、ヌバック、バックスキンのちがい|起毛革の特徴をわかりやすく解説

革のテカテカが苦手で・・・

そんな方はこのスエードブラシでヌバック表面を軽くブラッシングしてあげてみてください。テカリが抑えられて新品時のマットな質感に近づきます

スポンサーリンク

スエードブラシのブラッシング効果を検証

ビルケンシュトックのスエードのサンダルにブラッシングしてみました。

写真で比較|目に見えてほこりがなくなった

右足側のみブラッシングしました。

ぽつぽつと白く点在しているのがほこりです。お掃除をサボっていたのでバックル回りもひどい状態ですね。

ブラッシングした右側はきれいになっているのが確認できたかと思います。

手触りがよくなる?ブラッシングの副効果

きれいになったこと以外の副効果として、手触りがなめらかになったことがあげられます。これは、寝てしまっていた毛足が起こされてスエード本来の毛並みがよみがえったからと考えています。

毛並みが整ったスエードからは清潔感を感じますね。

ステンレススエードブラシはゴムのブラシとどう使い分ける?

紹介しているステンレス製や真鍮製など金属のブラシとゴム製のクレープブラシはどちらもスエード専用です。

昔のわたし
昔のわたし

ぜんぜんちがうブラシなのにどちらもスエード用?

どう使い分けるの?

それぞれの目的(用途)を次のようにまとめました。

用途
  • 金属ブラシはほこりをかき出すのと毛並みを整えるのがおもな目的
  • ゴムブラシはこびりついた汚れをこそげ落とすのがおもな目的

スエードの場合、どちらかといえばこびりついた汚れが付くケースよりもほこりが毛足に絡んだり入り込んだりするケースの方が多いはず。

そのため、日常的に使うなら金属のブラシの方が効果的なお手入れができると考えられます。

なかでも今回紹介しているコロンブスのスエードブラシは、革を傷つけにくい極細ステンレス毛だからマメにブラッシングしても製品を傷めにくく安心して使うことができます

昔のわたし
昔のわたし

スエード製品を手入れするのに理にかなったブラシなんだね

スエードブラシのおすすめの使い方

スエードはつるつるの革とちがい、クリームで革を保護する必要がありません(そもそもクリームを塗ってはいけません 関連記事スエードにクリームを塗っちゃダメ|実験結果アリ)。

スエードの日々のお手入れはブラッシングだけで十分。ときどきスエード専用の防水スプレー(オイル入り)をかけてあげれば撥水性と毛並みの美しさが回復します。

靴ひも、バックルなどはあらかじめ外しておく

お目汚しすみません。

バックル周りや段差があると、気づかないうちにほこりが溜まってしまうもの。スエードは特にそれが起きやすくなります。

ブラッシングする前にベルトや靴ひもをすべて外した状態にしておきましょう。

スナップを利かせてホコリをかき出す

使い方といっても特にむずかしいことはありません。

ゴシゴシこするのではなく、スナップを利かせるようにして毛と毛の間のホコリをかき出すように使います。

スエードブラシと一緒に使いたいおすすめの防水スプレー

スエードと防水スプレーは相性がよく、毛足一つ一つに防水スプレーの成分が付着することで高い撥水力を発揮します。

スエードには一般の革用防水スプレーが使えますが、スエード専用のスプレーを使うと油分補給もできてさらにおすすめです。

適度に油分を与えることで柔らかさと鮮やかな色を保ちます。

各社販売していますが、私が使った中でのおすすめはエム・モゥブレィのスエードカラーフレッシュ。

関連記事 スエードカラーフレッシュはどんな商品?〔使い方と効果〕

昔のわたし
昔のわたし

お手入れがこれ一本で済むのはうれしいね

スエードブラシのデメリット(注意点)

スエードブラシを使うときの注意点は二つ。

スエードブラシの注意点
  • 強くこすりすぎるのはNG
  • 基本的にスエード専用

スエードに優しい極細ブラシですが、金属なので力をいれすぎると靴を傷つけてしまうことがあります。過度な力の入れないように注意しましょう。

また、スエードブラシは商品名の通りスエード製品専用です。ツルツルの普通の革(銀付き革)には使わないようにしましょう。

コロンブスのスエードブラシはどこで買える?

スエード専用のブラシという若干ニッチな商品なので、実店舗での取扱店は限られます。

大きめ靴屋さんやレザーケアグッズ売り場などに行けば手に入るかもしれません。

Amazonや楽天なら欲しいタイミングで注文可能です。

コロンブススエードブラシについてのまとめ

コロンブスのスエードブラシについて解説しました、

スエードブラシを使うメリット
  • 毛足の中に入り込んだほこりをかき出して清潔に保てる
  • 寝た毛足を起こして美しい毛並みをよみがえらせてくれる
  • 革に優しく繊細なスエードでもダメージを与えにくい
スエードブラシの注意点
  • 強くこすりすぎるとダメージを与える可能性がある
  • 銀付き革(ツルツルの革)に使うとキズがつく(使用禁止)

以前はゴム製のブラシをスエードに使っていましたが、コロンブスのスエードブラシを手に入れてからはもっぱらこちらを愛用しています。

スエード用のブラシを一つ持つなら有力な候補になるうる製品と言えるでしょう。

この記事は以上です。長文お読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました