雨の日に履いたスニーカーにシダードライとヒノキドライを入れ、翌朝の消臭&除湿効果を確認してみました。
本当に効果あるんですか?
ちがいはどんなところ?
そんな疑問に答えます。
ヒノキドライ&シダードライってどんな商品?
まずざっくりとどんな商品なのかを見てみましょう。
おしゃれで買いやすいパッケージです。
今回は一気に両方開けて違いを考えてみます。
1パック2本入り(一足用)。
ナチュラルな雰囲気の布袋に木のチップがたっぷり入っています。
消臭剤っぽくないデザインなので、たとえ見られたとしてもそんなに気にならないと思います。
くつに入れるだけ。これで湿気を吸い取ってくれます。
次は肝心の効果と、それぞれのちがいについて書きます。
ヒノキドライとシダードライの効果
効果は大きく分けて3つ。
- くつ内の湿気をとる
- ニオイをとる
- 落ち着いた木のアロマが漂う
湿気とりに。新聞紙を詰めるより簡単
丸めた新聞紙を詰めることでも濡れたくつの水分を取ることはできますが、それだとマメに取り換えるのが大変。新聞紙のインクも移らないか心配です。
その点、ヒノキドライ&シダードライはくつの中に挿しこむだけだからカンタンです。
消臭&芳香
臭いを吸い、さらに木の自然な香りも楽しめます。
下駄箱に入れておくと、玄関全体の消臭にも役立っているように感じます。
香りのちがいについては後半で詳しく書いています。
くり返し使える
使った後はかげ干しすればくり返し使えます。
ふくろが破けない限り、半永久的に効果をはっきします。
ヒノキドライとシダードライの違い
ちがいは香りです。
比べる為に実際に使って確かめてみました。
びしょびしょに濡れた靴を乾かす時の使い方
- タオルなどで靴外側の水分を軽く取り、中敷きを取り出します
- 靴の中に新聞紙などをつめ、1時間くらい置いて水分を吸わせます
- 新聞紙を取り出し、ヒノキドライ(シダードライ)を入れて一晩置きましょう
雨の日に履いたオールスター。
雨で濡れたくつの片方にヒノキドライ、もう片方にシダードライを入れて一晩置いてみました。
翌朝。
乾き方に差はない
ヒノキとシダーで吸水性の差はわかりません。
どちらも同様の効果があると思います。
香りのちがい
ここが大きくちがいます。
それぞれどんな香り?
ヒノキドライの中身はヒノキのチップ。
自然な木の香りがただよいます。
香りが優しめなので、置いた瞬間「玄関がログハウス」になったりはしないので安心してください。
対してシダードライは、シダーウッドアトラスの豊かな香りが感じられ、くつ自体にもほのかに香りが残ります。
シダーウッドアトラスってどんな香り?
画像引用元 アロマオイル シダーウッドアトラス楽天市場
シダーウッドにはざっくり二種類あって、シダーウッドアトラスとシダーウッドバージニア。
アトラスがマツ科でバージニアがヒノキ科。香りは全く別物です。
アトラスの特徴はウィスキーのような渋みのある甘さ。
男性用の香水やアロマオイルなどにもよく使われています。
もともと好きな香りで、この香りのエッセンシャルオイルも持っています。
香りの強さ比較
パッケージを開けた瞬間の香り方がまず違います。
開けてすぐに漂ってくる豊かな香りのシダードライに対して、ヒノキドライは顔に近づけて感じるやさしい香り。
消臭効果はシダーウッドの方が高い
香りの強さが違うので、消臭効果にも差があります。
一晩入れた結果、シダーウッドの方はくつのニオイが消されてほとんど感じません。
ヒノキドライは少しニオイが残っていました。
おすすめはシダードライ
私のおすすめはシダードライ。
香りが良くて、消臭効果もしっかりあります。
使ったら乾かしてそのまま下駄箱に入れておけば、玄関全体がほのか~に香っていい感じです。
強い香りが好きでない方にはヒノキドライがおすすめです。
香りは持続する?
香りは次第にやわらいできます。
ずっと続くものではありません。
香りが無くなったら、一緒にくつ用のフレッシュナーを使うと効果的らしいです。
【ヒノキドライ】・【シダードライ】でしっかりと湿気をとった後で仕上げとして使用することでより高い除菌・消臭効果が得られます。
シリカゲル、パウダー消臭剤と比較
同じ用途でテイストのちがう製品と比較してみます。
シリカゲルと比較|くつの乾き方
エステーのドライペットスピード吸湿くつ用と比較してみました。
結論を言ってしまうと、このドライペットの方が乾きは早かったです。
試したのはドライペットのスピード吸湿くつ用という商品。
こんな感じでくつの中に入れこんで使います。
結果:吸湿性はドライペット(シリカゲル)が上
くつの乾き方はドライペットの方が効果が高いです。
中までビショビショの靴が内側から乾いていく新感覚を味わえます!
こちらもシダードライ同様に、天日干しして繰り返し使えます。
シリカゲルのデメリットは、使用期限の目安が6ヶ月と短めなところ。
あとは消臭効果や香りもヒノキドライやシダードライの方が良さそう(あくまでも印象で、正確なところはわかりません)。
関連記事 【注意喚起】革の近くで湿気とり(塩化カルシウム)を使うの禁止!すすめない理由
パウダー系消臭剤とヒノキ&シダードライ比較
消臭効果の比較です。
はっきりと効果がわかったのはヒノキドライやシダードライでした。
パウダー系消臭剤は菌に働くということなので、履いている間も効果が続き、出先でも安心感があるのがメリットです。
パウダー系の消臭剤については☟の記事で比較レビューしています。
ほかには、くつ用のスプレータイプの消臭剤もあります。
スプレータイプはすぐに効果が出るのが特徴。このあたりは好みや使いかたによって選ぶといいと思います。
ヒノキドライとシダードライについてのまとめ
ヒノキドライとシダードライの効果と違いについて書きました。
ヒノキドライとシダードライは、ナチュラルなアロマ効果付きの靴専用の除湿乾燥アイテムです。
デザインも嫌な感じがしないので、玄関のくつにラフな感じに挿しておいても馴染んでくれるのではないでしょうか。
香りの強さは個体差はあると思いますが、シダードライの方が豊かで雰囲気が出ます。
私のおすすめはシダードライですが、香り控えめな方が良ければヒノキドライの方がいいかもしれません。
純粋にくつを早く乾かすだけならシリカゲルの除湿剤の方がおすすめです。
そちらも合わせて検討してみてもいいかもしれませんね。
他にもくつや革製品全般のお手入れやあつかい方について書いています。
たとえば
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