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ブランド名(屋号)のダメな付け方(経験談)|後から変えるデメリット

ブランド名(屋号)のダメな付け方|後から変えるデメリットハンドメイド販売ノウハウ
この記事の内容は2022年10月15日に更新されました。

アパレルブランドでもハンドメイド作家でも飲食店でも、ビジネスを始めるならブランド名(屋号・店名)が必要です。

特に、このデテログで度々触れるハンドメイド作家には特に重要な要素。多くの作家さんは一つのブランド名で活動するため、「ブランド=あなた」とも言えるからです。

もしあなたがこれからビジネスを始めようとしているなら、ブランド名に関して強く伝えたいことがあります。

それは、次に挙げる、「“おすすめしない”ブランド名を避けましょう」ということです。

おすすめしないブランド名
  1. 読めない
  2. 覚えにくい
  3. 何かと似ている
  4. 他者の権利を侵害している

結論、読みやすくて覚えやすく、他ブランドと被らないブランド名をつけましょうということです。

デテログ
デテログ

私の最初のブランド名は1と3に該当しており、一時は4にも抵触寸前でした。

それぞれどんな問題があるのか、一緒に考えてみましょう。

プロフィール

・レザーブランド"dete"の代表
・出版書籍『革職人になる方法』Amazon手芸本1位獲得

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デテログ
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ブランド名(屋号)のおすすめできない付け方とその理由

おすすめしないブランド名

私の経験を交えつつ、ブランド名の”おすすめできない”付け方とその理由について考えてみましょう。

おすすめしないブランド名の付け方
  1. 読めないブランド名は機会損失
  2. 覚えにくいブランド名はチャンスを逃がす
  3. 何かと似ているブランド名は後々苦労する
  4. ブランド名で権利を侵害?気をつけるポイント

1.読めないブランド名は機会損失

まず、私のブランド「dete®」の読み方ですが、正しい読み方は「デテ」です。これ、最初からわかってくれる方は多くはありません。

ディーテさん?

デートさん。

後者は、以前はよくGoogleでdete検索すると「date」のミスタイプだと認識されたからかと。

これは大きな機会損失になります。

その理由はおもに二つ。

読めないと機会損失になる理由
  • 印象に残らないから
  • 人に教えにくいから

読めない英字や漢字、記号など、ぱっと見で頭に入ってこないようなブランド名はスルーされやすいです。

デテログ
デテログ

記号やむずかしい漢字はインパクトはあるので、もし上手に生かせる自信があるのならおもしろいです。

でも周知させるのは簡単ではないので難易度は高いでしょうね。

読みにくいブランド名やアルファベットのブランド名なら、読み仮名を添える気づかいをしましょう。

お客様は、ブランド名を検索するとき、正しい漢字やアルファベットで検索するとは限りません。ひらがなやカタカナで検索しても認識されるように対策しておく必要があります

じゃあどんなところに添えるかというと、ブログのタイトルやSNSのアカウント名やプロフィール覧です。

このような場所に読み仮名を書いておくと、GoogleやSNSの検索エンジン(検索のロボット)は次のように考えてくれます。

この文字列と読み仮名は同じブランドなんだな。

そんなら同じ検索結果を表示させよう。評価も合算してあげよう。

これがもし、別々に認識されていたとすると、読み仮名で検索した人にブランドのページが表示されなかったり、検索エンジンからの評価が分散して上位に表示されなくなったりしてしまいます

このような検索の仕組みや対策については、私の著書(kindle書籍)「ハンドメイドブログ大全」と「月間PV10万ブログを育ててわかったSEOとWEB文章テクニック」でお話ししています。

ブログやHPのアクセスが伸びなくて悩んでいる方には参考になる本です。

「月間PV10万ブログを育ててわかったSEOとWEB文章テクニッ」は、「ハンドメイドブログ大全」からハンドメイド関連の話を除外して再編集した内容です。

2.覚えにくいブランド名はチャンスを逃がす

読めないブランド名と同様に、覚えにくいブランド名もチャンスを逃がしがちです。覚えやすく、気軽に口にしてもらえるブランド名を選びましょう。

[覚えやすい文字列]
  • 短くて簡潔
  • 英語より日本語
  • 漢字よりカタカナ
  • カタカナよりひらがな

最近はひらがな名のアーティストやインフルエンサーも増えましたね。

日本語のブランド名は海外の方には読めないので海外進出を考えるなら不利ですが、日本好きな方には好まれます。フリガナ的に英字の読みを添えるやり方もありかもしれません。

3.何かと似ているブランド名は後々苦労する

世の中いろんな商標であふれています。完全に他と被らないブランド名を選ぶなんて至難の業でしょう。とはいえ、そのポイントを無視して、何かと似たブランドを選ぶのは慎重になって欲しい。

他ブランドや固有名詞、一般名詞と似すぎたブランド名を選ぶとあとあと苦労します

何で苦労するかというと、それはファンがあなたのブランドの情報を検索するとき

Googleでもインスタでも、文字を打ち込んでいる間に候補が出てきますが、あなたより有名なブランドが候補の上に出てきてしまい、あなたのブランドにたどり着けないユーザーが出てきてしまいます

特にGoogleは、正しいあなたのブランド名〇〇を検索しても、「△△のまちがいではありませんか?」とか言いながら、おせっかいなことに、△△の検索結果を表示してくれたりします。

デテログ
デテログ

このおせっかいのおかげで、ほとんどのお客様に、deteではなくdate(デイト)さんと呼ばれていた時期がある。

なお、dete検索におけるこのおせっかいは現在はほぼほぼ解決されていて、Chromeのシークレットウィンドウで検索しても、ちゃんとdeteの結果が表示されています。

これを解決した方法についても軽く触れておきましょう。
それは、Googleビジネスプロフィールに登録したこと。Googleに自分のビジネスを認知させられるので、知名度が低い駆け出しのブランドには効果があるはず。

特に実店舗や事務所を持っているならぜひ登録しておきたいサービスです。

無料でできます。

Google ビジネス プロフィール - Google にビジネスを掲載
無料のビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)を使って、ビジネスを Google に掲載し、検索とマップのユーザーを新規顧客として獲得しましょう。

4.ブランド名で権利を侵害?気をつけるポイント

4の他者の権利を侵害しているブランド名は問題外です。

訴えられて損害賠償金を請求されるリスクがあるのはもちろん、指摘を受けてブランド名を変えることになったら、そこまで築き上げた自分のブランド価値もなくなることになります。

経験談を一つ。私がdeteを始める前、実は別のブランド名でほぼ決定していました。

初めての個展を開く寸前、何の気なしに商標のチェックをしたところ、同じ分類で全く同じブランド名が商標登録されていることに気付きました

個展直前で急遽ブランド名を変更し、今にいたります。危ないところでした。

デテログ
デテログ

今はこのdeteに愛着がわいているから結果オーライ。

今ではdete®で商標登録も済ませており、deteのブランド名を使って革製品(財布、バッグ、シザーケースなど)を作って他社に迷惑をかける心配はありません。

本気で商売をするなら、少なくともメインのブランド名だけは、商標登録を真剣に考えたいところです。

デテログ
デテログ

商標登録していないと、権利を奪われたり、他者に迷惑をかけたりするリスクがあります。

商標を出願した時の経験を、別記事の個人でも商標登録できる?《費用公開》3つの方法の違いとメリットでまとめています。

登録済みの証票は、特許庁のHPで調べることができます。

特許情報プラットフォーム|J-PlatPat

同じジャンルで似た商標が登録されていないかどうか、必ず確認しましょう。

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ブランド名を後から変更すると起こるデメリット

ブランド名を後から変更すると何が良くないの?

ブランド名を後から変更するデメリットはいろいろあります。思いつくままに挙げてみました。

ブランド名を変更するデメリット
ブランド名を変更するデメリット
  1. ブランド価値がリセットされる
  2. 失客する
  3. ブログ、SNS、HPを修正する手間がかかる
  4. ロゴの金型、刻印などを作り直す手間と費用がかかる

特にきついデメリットは1と2と3かなと思います。

ブランド名を変えた知らせが届かず失客

ブランド名を変えると、それまで築いてきた信頼がゼロになるとまでは言いませんが、再出発するくらいの覚悟は必要でしょう。周知が行き届かずに、

好きだったブランドが無くなっちゃった。

となってしまうケースは少なくないはず。

GoogleやSNSからの信頼回復はそれ以上にむずかしい?

旧Facebook社くらいの超有名ブランドなら、社名をMetaに変更してもすぐさま同じ会社だと認識されますが、駆け出しのハンドメイド作家ならどうでしょうか。

情報があまりに少ないと、元々のブランド名をそもそもブランドとして認識してくれていない可能性があり、変更しても過去の評価を引き継いでくれません

GoogleやSNSからの信頼回復は、実際のお客様以上に大変そうです。

もちろん、ブログのドメインやSNSアカウントを変更せずに名前だけ変えればその中の情報については引き継いでくれると思います。

ですが、リンクやメンションが付いていない口コミや情報(専門用語でサイテーションといいます)については正直むずかしいでしょう。実はこのサイテーションも重要な要素なので、これはかなり大きな損失になります。

情報を修正する手間や、金型や刻印を修正する手間や費用のデメリットは言うまでもないでしょう。元のブランドが育っていればいるほど大変です。

まとめ

ブランド名のおすすめできない付け方について書きました。気をつけたいブランド名の付け方についてもう一度まとめます。

おすすめしないブランド名
  1. 読めない
  2. 覚えにくい
  3. 何かと似ている
  4. 他者の権利を侵害している

ぱっと見で読めない、覚えられないブランド名は、スルーされてしまいやすく、人におすすめもされにくいです

後になって情報を探そうにも苦労し、諦められてしまうことも。限られたチャンスを活かすためにも、読めて覚えやすいブランド名を付けるようにしましょう

他のブランドや固有名詞、一般名詞と似たブランド名は、混乱をまねき、あなたのブランドを見つけにくくします。また、他社が登録済の商標に似たブランド名を使うと、訴えられるリスクがあります。

後になってブランド名を変更するのはデメリットばかりでいいことがありません。

デテログ
デテログ

私のように苦労したり後悔するのないよう、読みやすくて覚えやすく、他ブランドと被らないブランド名を選ぶようにしてくださいね。

長文お読みいただきありがとうございました。

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