バブアーのオイルドジャケットを自分でリプルーフ(オイルメンテナンス)する方法を紹介します。
- 生地が長持ちする
- 見た目がおちついて高級感が出る
表面がワックスでコーティングされて、毛羽立ちが起きにくくなります。
定期的にケアして長く使いましょう。
使った道具はバブアー公式のソーンプルーフドレッシング。
バブアーのオイルドジャケットのリプルーフ方法
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今回リプルーフするのは、細身のビデイルSLと2,3年前に復刻したコート(今は廃盤)。
必要な道具
- バブアー ソーンプルーフドレッシング
- ブラシ(豚毛)
- ビニールシート(汚れ防止)
- ドライヤー
- ビニール手袋
- コットンの布(シャツ、ハンカチなど)
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布はコットンのハギレを使います。
シャツやハンカチなどの布か、ネル生地、靴用のみがき布などがいいです。
準備
汚れてもいい服装に着替え、汚れ防止のビニールシートなどを敷きます。
湯煎できる環境があるなら、いらない鍋などでワックスを湯煎して溶かしてあげるとやりやすいです。
※なかったらドライヤーで溶かしながらでも可能です。
リプルーフのやり方
まずはブラッシングして汚れを落とします。
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ワックスを塗ります。
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湯煎で溶かすか、ドライヤーで温めて柔らかくします。
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布にとり、ジャケットに伸ばしていきます。
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しっかり、全体がウェットになって色が変わるまで塗ります。
よく擦れる部分(袖、背中など)はオイルが特に抜けていることが多いです。
多めに塗り込みましょう。
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ワックスが冷えて固まってきたら溶かしつつ、ワックスを染み込ませていきます。
ドライヤーをジャケットにあててとかしこみながら行うといいです。
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ムラなく塗るのはむずかしいです。多少多く入ってしまう部分も出てくると思いますが気にしない!
ムラを恐れず、全体にワックスが入るようにしましょう。
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塗り終わったら
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もう一度ブラシの登場です。
縫い目やポケットなど、たまりやすい部分のワックスをかき出して全体になじませます。
ブラシでしっかり擦り込むことで生地の目にワックスが入り、まんべんなくリプルーフができます。
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塗り終わりました。
全体にドライヤーをかけて生地の内部までワックスをしみこませたら完成です。
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2,3日陰干しして、リプルーフ完了。
お疲れ様でした。
上手に仕上げるコツ
- 何度も塗り込む
- ブラッシングする
- ドライヤーで溶かしながら染み込ませる
ワックスがたっぷりとしみ込むように何度も塗り込みましょう。
ブラッシングは効果的です。ワックスを生地の凹部にまでいきわたらせることができます。
さらに最後にドライヤーをかけることで、生地内部までワックスを染み込ませることができます。
バブアーのリプルーフ|頻度/季節/ジャケットの保管
頻度や季節その他について。
頻度はだいたい2~3年に一度くらい
乾いてきたら全体をリプルーフしましょう。
頻度は、どのくらい着たか、雨に打たれたか、リュックを背負っていたかなどの使い方によりますが、だいたい2~3年に一度くらいはした方がいいと思います。
ポイントのリプルーフはいつやってもOK
よく擦れる部分は、日常的にオイルを足してあげて全然OKです。
全体のリプルーフはちょっと大変ですが、袖だけとか裾だけならさほど時間もかからないので、気づいた時にやってあげるといいです。
おすすめな季節➡一年中できます!
ドライヤーで溶かしながら行えば、一年中可能です。
しいて言えば。ベストなのは夏の屋外。気温が高い方がワックスが柔らかくなって塗りやすいです。
乾くまでの時間
ワックスを塗ってから着れる状態になるまで、数日あれば十分です。
リプルーフしたジャケットの保管方法
新品のジャケットを買ってすぐの時もそうなのですが、リプルーフしたばかりの時は、他の服にオイルが移らないように気を付ける必要があります。
不織布のカバーをかける、くっつかないように間をあけるなどの対策をしましょう。
ビニールを使っていないタイプを選びましょう。
バブアーワックスジャケットのリプルーフ方法まとめ
バブアーのオイルドジャケットのリプルーフについて書きました。
コツをもう一度まとめます。
- 何度も塗り込む
- ブラッシングする
- ドライヤーで溶かしながら染み込ませる
ドライヤーを使うことで一年中リプルーフは可能です。部分的なメンテナンスはいつでもやってOK。気が付いた時にケアしてあげましょう。
オイルドジャケットはリプルーフで見違えるように蘇ります。バブアーをお持ちでケアしていない方は是非やってみてください。
バブアーのオイルドジャケットは、独特の経年変化と手入れの楽しみを味わえる趣味性の高いアイテムです。味わいの変化を楽しみながら長く愛しましょう。
バブアーと革のマッチング、バブアージャケットの種類について書いたこちらの記事も一緒にどうぞ。
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