レザークラフトに使うハンドプレスの駒はまず何を買ったらいいのか?
そんな疑問にお答えする記事です。
革製品を作る際に、ホックやカシメなどの金具を打ち付ける為の道具。
☟で使うメリットを詳しく説明しています。
最初に買うべき駒は?の結論は、よく使うホックの駒とベタ駒。
以上!
こう書いてしまうと、「よく使うものが何かわからない。」とか、「ベタ駒って何?」とか疑問がわいてくるかもしれません。
順番に説明しますね。
まずは、良く使うホックがわからない場合は何を揃えればいいか?について。
ハンドプレス駒|バネホック&ジャンパーホック
人によって使う金具は違いますので、今回は人気がある金具用で使いやすい駒を紹介します。
- バネホック小(No.1 )
- ジャンパーホック7060
バネホックとジャンパーホックは人気の留め金具ですが、打つのが地味に難しい。
きちんと打てたつもりでも、よくよく見てみるとビミョーに曲がっていたり・・・。
ハンドプレスならいつでも正確に打つことが出来るので、初心者さんにこそおすすめ。
バネホック小(No.1 ) 用

財布などの小物でよく使われるホックです。
いくつかサイズがあり、どれを選ぶかは好みや製品によるのですが、財布の小銭入れ部分などはこの小で良いと思います。
お店によって、駒の一部が真鍮製の場合と全て鉄製の場合がありますが、性能に差は無いです。
ジャンパーホック7060用

直径13mmのバネホックを打つ為の駒。
普段7050(15mm)を使っている方はこちら
ジャンパーホックは、もともとスタジャンなどに使われていたことからそう呼ばれています。
はずすのに少し力がいる強力なホックです。バッグや衣類などに使います。
一般的なのは7050と7060で、こちらは小さい方の7060。
ハンドプレスの駒で一番多く使う『ベタ駒 』
お待ちかね、ベタ駒についてです。

これがベタ駒です。
写真の通り、何の変哲もないただの平面の駒なのですが、実はこれが画期的。
あらゆるサイズのカシメに対応する駒なのです。

カシメ専用の駒は必要ないの?
必要ありません!
ただ一つだけ注意が必要で、ベタ駒を使うとカシメ外の丸いパーツがペタッと潰れて平面になります。

駒で打ったカシメと打ち棒で打ったカシメ比較。
左が駒、右が打ち棒です。この感じがお嫌でなければ、ベタ駒は最高のカシメ打ち駒になります。
欲を言わせてもらえば、もう少し小さいベタ駒があったら最高だった。たまに、このベタ駒でカシメを打つと、ベタ駒のヘリの部分が革に当たって跡が付いてしまうので。
ハンドプレス用駒の販売店
代表的なお店を紹介。
ネットショップ
こちらの12コマセットはお得だと思います。
実店舗
協進エルで取り扱っているので、ユザワヤやジョイフル本田などでも取り寄せは可能だと思います。
他には、専門のレザークラフトショップや、金具の問屋(柳場美錠など)でも取り扱っています。
Amazonなどは駒は割高なので、問屋に足を運ぶ機会があるならそちらで買うといいです。
ハンドプレス本体
ハンドプレス用駒についてのまとめ
最初に買うべき駒は、よく使うホックの駒とベタ駒。
- バネホック小(No.1 )
- ジャンパーホック7060
既に使っている金具があるなら、それ用の駒をまず買ってみても良いと思います。
ジャンパーホックとバネホックについては、今お使いのサイズ(7050、No.2など)の駒を買ってみましょう。
ハンドプレスのサイズの選び方についてはこちらで解説しています。
ハンドプレスの使い方についてはこちらで解説しています。
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