最近ちまたでも人気のエルバマット(ELBAMATT)と、自分史上最高のシボ革E.geminiの経年変化写真を集めてみました。

エルバマットってどんな経年変化するの?

E.geminiの経年変化がみたいなぁ。
っていう疑問を持っている方や、革の経年変化が好きで好きでたまらない方に喜んでいただける記事です。
なお、記事中に出てくるE.geminiは、エルバマットを元に弊社特注で製作してもらっているテンペスティ社のシボ型押し革です。
最高峰といえる理由の最たるものが美しい経年変化。
詳しくお話していきましょう。
エルバマット(イタリアンレザー)経年変化写真集
エルバマットの色変化はどうなの?
E.geminiの経年変化はどうなの?
どこが最高なの?
素晴らしい色つやの変化を魅せてくれるエルバマットですが、E.geminiはさらにその上を行く印象です。
E.geminiは、型押し革ですが、自然のシボが生きた型押しになっていて自然に馴染んでいます。
それを裏付けるように、お腹付近のシボは他の部分に比べて大きく残り、革ごとの個体差もあります。
早速写真を見ていきましょう。
E.gemini mogano(マホガニー) お客様提供
E.gemini mogano(マホガニー)お客様提供
E.gemini mogano(マホガニー)お客様提供
エルバマットcammello(キャメル)お客様提供
エルバマット fieno(干し草)
E.gemini navy(ネイビー)
左:新品 右:4年使用
E.gemini lattuga(レタス)新品と3年後
エルバマット giallo
左:新品 右:2年使用
E.gemini lattuga(レタス)
左:1年使用 右:新品
エルバマットとE.geminiが持つ唯一の弱点
この素晴らしいE.geminiという革にも弱点があります。
これは使い方によっては大きなウィークポイントかもしれません。
例えば、バッグに使うには絶望的ですね。大切な洋服を汚してしまいかねない。
ですが、財布やキーケースやブックカバーのような革小物として使う分には問題ないです。

でも色移りは心配よね。
デニムって穿いた(着た)ことあります?
あれってメチャメチャ色移りしますよね。
でも、使い方を考えれば問題なく使えます。
この革もそう。
使い始めて5年ほど経ちますが、問題の報告は一度もいただいておりません。
まとめ
E.geminiとエルバマットの経年変化の素晴らしさは画像で十分伝わったと思います。
文字でまとめると、
- 次第に増す色艶
E.geminiの経年変化のいいところ
- エルバマット同様の経年変化
- 深いシボならではの立体的変化
掲載した画像の商品はこちらで見れます。
コメント
特注!?
どうりでないんですか……
私実は海外の評判で最高と言われることもある、ブッテーロボックスなる革を聞き及んだのですけどアレはどうなんですかね?
そもそもどこで買えるのでしょうか……
うちであつかっている以外でこの革は見たこと無いですね。大変いい革です。
ボックスというのはシボが入った革のことを指してるんでしょうか?
くわしくないので情報持ってないです。
ブッテーロに型押ししたドラーロは出回ってますね。
日本語だと情報がないんです、それもGoogleだとほぼ完全にないんですよ。(下まで行けばあるかも…)
しかも設定のせいか海外でもいまいち文献なくて、有名なイギリス、アメリカの皮革販売サイト(代理店)にもないんですよね……
buttero boxといってちゃんとConceria Walpierのシボ入りブッテーロっぽいんですよ。
Walpierのプロダクトにはそれらしき革っぽいのもあるんですけどね……
海外の動画の概要欄を見ると書かれている内容としては
・表面は自然でユニーク!
・他の揉み革(ミルドレザー?)と違い柔くない!
・ブッテーロ好きだとちょー好きになるレベル
・エイジングもしっかりする
・ある種完成形と言える素晴らしさ
・バッグやカバーにしたら最高!
だそうです。
あと気になった記述なんですけど黒とグレーのブッテーロは顔料が含まれているそうです。