deteは創業当初からずっとブックカバーに力を入れています。
作り始めたきっかけは、まず自分が欲しかった。そして、革に触り始めたばかりの自分でも作れそうというのも理由の一つ。
いざ作り始めてみると、ブックカバーは思いのほか奥が深かったと、それに気づくことになるのはそれからすぐのことでしたが・・・
ブックカバーは作っていて楽しい商品
時には、学術書や宗教関係、教本用など、仕事や受験、授業などに関わる本のカバーを作ることもありますが、ほとんどは趣味の為の製品。
これが財布や靴だったら、自分への投資とか、必需品としてのコスパなんかも当然考慮して選ぶところなのですが、ブックカバーはそれが無い。もっぱら使って楽しむ為の製品なのです。
成牛、子牛、豚、山羊、象、トカゲ、エイ・・・ありとあらゆる革で作ることができ、それぞれの違いを感じながら使って楽しむことができます。
オーダーメイドブックカバーの醍醐味
今までご注文いただいたブックカバーでの最高金額は、約7万円。
文庫本カバーでです。文庫本って、本自体の値段は、いくら高くても1000円そこそこ。その本にかぶせるカバーが7万円。これこそ趣味ですね。素敵なお金の使い方です。
金額が金額ですから、満足していただけるように、それはそれは気を使って取り組みました。
エイ革とブライドルレザーの最高の部分を贅沢に使い、緻密な手縫いで仕立てました。お客様にはとても喜んでいただけたのが印象に残っています。
お会いしたことはないので、いったいどんな方が注文してくださったのかわからずじまいなのが残念。
2022年12月現在、ゼロからデザインするオーダーメイドは承っておりません。deteの既存のデザインを元にしたサイズオーダーのみ承っております。
くわしくは、deteオーダーメイドブックカバー(革製)の注文方法(サイズオーダー)をご覧ください。
ブックカバーは経年変化を最大限楽しめる製品
イタリアンレザーや栃木レザーは革らしい経年変化を楽しめる。
色は褐色に近づき、ツヤが増していく様子を眺めるひと時は、革好きにとって至福の時間かもしれません。革のブックカバーは何がいいかって、ずっと革にさわっていても変に思われないアイテムなんです。
— デテログ (dete®の人) (@mkgx81) December 4, 2022
会計終わってるのに革の財布こねくり回してたら変でしょう?まあたまにやってしまうんですが。 pic.twitter.com/7FH7qIHyRM
機能とギミックにこだわったブックカバー
色違いの革を留め具にしました。
真鍮製のボタンを手作りしました。
封筒のように紐を巻き付けて使います。
ブックカバーの楽しみに少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。
興味を持ってくれた方には、革製ブックカバー37選|選び方教えます!サイズとデザインと革(種類)のおすすめのページをおすすめします。
職人の目で選んだ良さげなブックカバー(革製)を集めました。選び方のヒントも添えているので参考にしてみてください。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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