商品撮影に便利なブツ撮り専用レフ板の作り方を紹介します。
とてもカンタンです。
ブツ撮りに便利な自立するレフ板の作り方
まず動画で、そのあと写真と文で解説します。
動画
材料/道具
- カッター
- 定規
- 画用紙か厚紙(片面もしくは両面が白)
作り方解説
長方形もしくは正方形の厚みのある画用紙を用意します。
片面が白のボール紙などでもOKです。
サイズはA4~A2くらいが使いやすいかと思います。
私が使っているのは、『両面白ボール11号』という商品。
最低購入枚数が50枚~となりますが、厚みがちょうどよく、両面が白でとても使いやすいボール紙です。
この紙の厚みは0.75mm。
紙としてはかなり厚手だと思います。
作るレフ板のサイズにもよりますが、ぺらぺらの紙では自立しません。
真ん中付近に切り込みを入れます。
反対側の同じ位置にも切り込みを入れます。
切り込みと切り込みを繋ぐ直線でカッターを入れます。
ここで注意。切断してはいけません。
紙の厚みの半分くらいまで切り込みを入れるイメージです。
切り込みを入れました。
切り込みに沿って折ります。
完成です。
ブツ撮りレフ板は売ってないの?
画用紙を買いに行くの面倒だし、カッターマットとか無いし、ゼニならいくらでもある!
という方は、Amazonで買いましょう。
白だけでなく、銀と黒の面も付いているようです。
私は革製品撮りでレフ板の銀面は使いません。
ブツ撮りレフ板の使い方
実際に使ってみましょう。
使い方|財布と指輪を撮影
写真では窓の反対側にレフ板を置いていますが、正反対より少しナナメにずらしてあげた方が自然に写ります。
真上から撮影しました。
光が十分に届いていなくてディテールが潰れていた部分が持ち上がり、鮮明になりました。
これがレフ板の効果です。
写真左手前側からレフ板を当てています。
指輪は効果がよりわかりやすいですね。
背景シートがあればさらに撮影がはかどる
背景シートを使えば、さらに物撮りの質が上がってはかどります。
写真で使った背景シートについて、ピノスタジオの背景シート(コンクリート)で物撮りするメリットとデメリットで解説しています。
自立するレフ板の作り方まとめ
ブツ撮り専用レフ板は、画用紙の中央に切り込みを入れる(裁断はしない)だけでできる簡単DIYアイテムです。
ワンランク上の商品撮影に役立ちます。
すぐに作れる上、材料費は画用紙一枚分。費用もほとんどかかりません。
一度試してみる価値はあると思います。
道具が無い方、作るのが面倒な方向けにこういった商品も☟
使い方のポイントは、光の軸と被写体の延長線から少しだけずらした位置にレフ板を置くこと。
こんな感じです。
△ 光➡👛>レフ板 📷
〇 光➡👛 📷
⊿レフ板
伝わりますか?
以上です。撮影のヒントをもっと知りたい方は、これらの記事も合わせてご覧ください。
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