ロールシザーケース 7ポケット【RS01-7-eg】4~5丁用 イタリアンレザー E.gemini
価格: | ¥32,000 (税込) |
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メーカー: | dete |
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型番: | RS01-7-eg |
大人気のロールシザーケース。
腰痛持ちでシザーケースを付けられない美容師さんの為に2010年に開発し、今日に至るまで少しずつ進化を遂げてきました。
底が開く構造になって掃除がしやすくなり、フラップの補強で丈夫になり、革ひもが型崩れしにくい構造になり、コバの仕上げがバージョンアップし・・・etc.
平たく言えば、耐久性と高級感が増し、ちょっぴり使いやすくなりました。
中でも最大の進化点は、この製品との相性バツグンの、最高の素材と出会えたこと。
その魅力の全てをお伝えいたします。
ロールシザーケース 美容師さんを腰痛から救う為のシザーケース
美容師は肉体労働。だから、身軽でありたい。毎日、その時その時の店舗内の状況を察知し、いくつものセット面を行ったり来たりする美容師にとって、身軽さは重要な要素の一つですね。
そんなとき、腰付けのシザーケースは本当に便利なものなのですが、一つ大きな欠点が。
それは、重いということ。
いくらシザーケースを軽く作っても、ハサミやダッカールやコームの重さが腰にのしかかります。
美容師をしたことのない方はわからないと思いますが、一日中シザーケースを付けてカットやシャンプーをするというのは、体に大きな負担がかかる重労働。だからこそ、美容師さんには、もっと楽をして欲しい。
その手助けができる製品が、ロールシザーケースだと真剣に思っている。
軽いは正義です。
『もっと小さくしたい』というご要望にもお応えしました。
deteは、美容師さんがもっと楽に、もっと楽しく働ける環境づくりに貢献していきます。
ロールシザーケースに最高の革素材を使用
ロールシザーケースは、カーフモデルや超ソフトゴートモデルなど、素材違いのバリエーションを他にも2つ用意しておりますが、やっぱり定番はこのイタリアンレザー”E.gemini”。
今日、日本には多くのイタリアンレザーが出回っています。
中でも有名なものとして、ブッテーロ、アリゾナ、ミネルバボックスなどがあり、それぞれ良いところのある良質なタンニンなめし革です。
私自身も、「品質が良くていろいろな製品に使えて最高!」と思っていました。
そう。この、”E.gemini”と出会うまでは。
E.geminiを知った今となっては、残念ながら、前に書いた他の革達は、deteにとって最高の素材ではなくなりました。
- 美しい発色と絶妙な色展開
- しなやかなのにコシがある革質
- はっきりとしたシボの立ち具合
- 表情の均一性
- 経年変化の美しさ
どれを取っても一級品です。
※経年変化する素材です。新品の色を保ちたいお客様には、イタリアンレザーより高級なカーフモデルをおすすめいたします。
こちらのカーフモデルの紹介はまたの機会に詳しくご紹介します。
この記事では、上質で愛おしいイタリアンレザーE.geminiのロールシザーケースにスポットを当てて紹介してまいります。
カラーバリエーション
マットでシックなブラックです。艶やかに変化していく過程を楽しんで。
ネイビー
黒に近い濃い色合い。人気ナンバーワンカラーです。
こちらも、neroと同じように質感の変化を楽しむことができます。マットで重厚な雰囲気から、透明感のある深いネイビーへと変わりゆくさまをご堪能ください。
色名はマホガニー。赤みが控えめなブラウンです。
髪色で言えばアッシュ系でしょうか?
色名はプラム。
シックなのにおしゃれな雰囲気。男女ともに評判の良い人気色です。
ambra 琥珀
ネイビーに次ぐ人気カラーです。
経年変化を楽しむには一番の定番カラー。黄みが強い裏地がアクセントです。
giallo イエロー系ブラウン
意外にも、次第に落ち着いたブラウンへと変化していきます。
ambraと同じく、経年変化を楽しむにはもってこいの新色。
fiesta 赤
とても鮮やかで深く美しい赤です。
使うほどに濃く艶やかに成長していきます。
lattuga レタス
ロールシザーケースの看板色。
この手の革でこのカラーはあまり見かけることができないと思います。
経年変化後のカラーはマニッシュなカーキ!
E.geminiの経年変化
左:lattuga 2年物(ノーメンテ) 右:lattuga 新品
lattugaポーチ 3年物(ノーメンテ) navy財布 3年物(ノーメンテ)
左:navy 新品(ノーメンテ) 右:navy 3年物
左:giallo 新品 右:giallo 2年物(ノーメンテ)
いかがでしょうか?ここまで大きく変化するなんて信じられますか?
gialloは次第に明るいブラウンへ、lattugaは渋み感じるカーキへと変貌を遂げます。
艶も出ます。この革だけが持つ、しっかりとした凹凸のシボにより、凸部分だけに照りが増し、表情が生まれます。
悪い革だと、黒ずんでしまったり、表面がすぐにカサカサになってしまったりしますが、この革はそんな心配はご無用。
良質な油脂をたっぷりと含んでいるので、油分が抜けにくく、経年の色変化も美しい。
むしろ、少し油分が抜けたくらいの方が使いやすいかもしれません。
つまり、
使えば使うほど、美しく使いやすくなる
のです。
オイルやワックスによるお手入れは、少なくとも1年は不要です。
むしろ、しないでください😊
過保護な革のお手入れは禁物です!!
一番良いのは、日常的なブラッシングや乾拭きをしてあげること。
これは面倒ならやらなくても全然大丈夫。あくまでも気になる方だけで結構です。
↑の使用見本は全部ノーメンテであそこまで美しく仕上がりましたからね。
ただし・・・
シザーケースの場合は、ブラッシング&防水スプレーが最高のメンテナンス。なるべく皆さんやってください。
水やスタイリング剤や皮脂やパーマ液などにさらされるのは、革にとって決して良いことではありません。
あ、防水スプレーだけは良い物選んでくださいね。
大切なことはこれだけ。
気が向いた時にブラッシングして、たまーに防水スプレー。例として、月末最後の休日の前の晩、帰る前にスプレーする習慣を付けるとか。
大丈夫。物ぐささんでもきっとできます(笑)
やるかやらないかで半年後以降に差が出ますよ。
↓お手頃で良質なスプレーと、その使い方を紹介しています↓
使いやすさの秘密
ここからは、
- ロールシザーケースはどんな人に向いているのか?
- どうして支持されているのか?
- どんな使い方ができるのか?
をご紹介。
ロールシザーケースが向いている人
- エグゼクティブなスタイリストさん
- 出張の多いスタイリストさん
- 革製品が大好きなスタイリストさん
- ものぐさなスタイリストさん
- 腰痛持ちのスタイリストさん
エグゼクティブなスタイリストさん
オーナークラスのスタイリストさんや、落ち着いた高級店のスタイリストさんには、腰に付けるケースには抵抗がある方がいらっしゃいます。その点、ロールシザーケースは台において使う製品なので、カット時の振る舞いがとにかくスマート。
雰囲気を邪魔しません。
お客様は、スタイリストさんの動きを結構見ているものです。余裕を感じさせることができる置き型シザーケースは、高級店からの多くご要望をいただいております。
出張の多いスタイリストさん
ロールシザーケースは、使い終わったらくるくると巻いてそのままバッグにしまうことができます。
専用に開発した巾着をセットでお届けするので、バッグの中が毛まみれになる心配もございません。
革製品が大好きなスタイリストさん
ロールシザーケースは、腰に付けるシザーケースに比べ汚れにくく、また手に触れる機会が多い為、革そのものの楽しさを存分に味わうことができます。
ものぐさなスタイリストさん
「シザーケースの着脱が面倒。」
という声を耳にします。
シャンプーやロッドを巻くとき、カラー剤を塗るときはシザーケースを外しておきたい。でも、着脱が面倒だし、ワゴンに置いておくのも不安・・・
ロールシザーケースは、カットが終わったら、くるくると巻いて、さっとしまうことが可能。
立てて隙間にしまってもいいので、思いのほかスリムに収納できます。
腰痛持ちのスタイリストさん
身に着けないから当然体が楽。もう、辛い思いをしながらシザーケースを身に着ける必要はありません。
置き型のシザーケースでは仕事にならないって本当?
「うちの店は忙しいから・・・」
「ワゴンが無いから・・・」
状況はそれぞれですが、少しの意識改革と工夫で、腰の重さから解消されるかも?
ロールシザーケースは、ハサミを納めたら、くるくると巻いてすぐに次のセット面に移動できます。
折り返して使うことで、ロールシザーケースを置くのに必要な台の幅は15cm強まで縮まります。鏡の前の小さな台などを利用して使う美容師さんもいらっしゃいます。ワゴンが無くても大丈夫!
少しの工夫で、腰が楽になったら、こんなに嬉しいことは無いですよね。思い切って置き型のシザーケースを使いましょう。
これも一つの働き方改革です。
最適なポケット幅で、使いやすく安心な使い心地
シザーズやコームを入れるポケットは、少しだけふくらみをつけながら縫い付けてあります。いろいろなシザーズに対応できるよう、尚且つゆるすぎない絶妙なサイジングに仕上がりました。
取り出しやすく、安定感のある使い心地を目指しました。
ワゴンのサイズに合わせて使えるから、様々な環境に対応
折り返して使う
こちらも折り返して使う。必要な奥行きは約15センチです。
また、上を折り返すと、ハサミの取り出し口が持ち上がるので出し入れしやすくなります。
こちらは右側のフラップを折り返す使い方。
必要なサイズに展開してお使いいただくことができます。
普段のサロンワークから出張まで対応できます
ポケットの数は7つ。
基本的な使い方は、シザーズ4-5丁、コーム3-5本くらい。よほど厚みがあったり幅広のコームでなければ、一つのポケットに重ねて2本入れることができます。
ポイントは、シザーズもコームも、自分の取り出しやすい任意のポケットに配置することができるところ。もちろんレザーも入ります。
腰付けの多くのシザーケースの場合、シザーズホルダーにコームを入れることはできないし、その逆もまたしかり。
ロールシザーケースならではの自由な使い方が楽しめます。
職人技が可能にする美しく丈夫なシザーケース
革製品は、布とは違った気遣いが必要になります。
語りつくせないこだわりが秘められているdeteのシザーケースですが、その一端を少しだけご紹介します。
美しいフォルムを実現する技術
裏にも革を貼る場合、何も気を遣わず革を貼ってしまうと、曲げた時に無理が出てしまい、いやなシワが出来たり、革が長持ちしなかったりします。そこで、革を貼る段階で曲げながら貼るわけなのですが、曲げすぎると今度は開いて使う時に支障が出る。
ロールシザーケースの場合、貼るときに曲げ過ぎると、開いて使う時にきれいに開いてくれず、ハサミの出し入れがしにくい仕上がりになってしまう。
そこで、職人の経験値が生きるのです。絶妙な曲げ加減で貼ることにより、開いた時にも、閉じた時にも、製品が一番きれいに見えるシルエットに仕上げるのです。
美しさ最高峰のシザーケースを追求
基本的な品質については、他のどのシザーケースメーカーさんよりも優れている自信があります。
パターンメイキング、革の切り出し、接着剤の選定から塗り方、コバの処理の仕方、ミシンがけ、手縫い・・・些細なこだわりが仕上がりに出ます。
私は、日本一のシザーケースを作る為、都内の最高級の手縫い鞄の職人に教えを請い、平行して、大阪の量産職人から、様々なカバンの造りを学びました。
世界最高峰の技術と、高級では無いが豊富な製造ノウハウ。
立場の相反する、真逆の立場の名人二人から得たものをmixし、最高のシザーケースへと昇華させています。
きっと満足していただける、ひとつ上のシザーケースをご提供します。
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