サスペンダーの修理をしました。切れた部分に革を巻いて修復

作業中の手元の写真や動画を、簡単に真俯瞰で撮れる環境を作りました。

当初の目的は、職人さんへの指示出し用だったのですが、使ってみるとこれが、意外に多くのメリットを享受することに気が付いた。

まず、動画を撮ってみると、自分の手の動きにいかに無駄が多いのかがわかる。自分の仕事ぶりを客観的に見直すキッカケにしていきたい。

次に、ブログやSNSで使えそうな写真や動画が撮りやすい。作業中ということもあり、クオリティ重視の写真は撮れませんが、真俯瞰で撮れるから手元が見やすい。そして、両手が写っている写真が撮れる。今後は、よりわかりやすく仕事の紹介ができそうです。

そんなわけで、今回、初めて作業工程を収めながら仕事をしてみました。写真が多いですが、最後までお付き合いいただけましたら幸甚です。

作業日 2017/02/05

パーツの準備

まず、修理箇所を見てみましょう。

10mm程度の切れ込みが入っています。

ここに革を巻いて修復します。

巻く革の準備

 巻く革は、約0.4mmまで漉きました。元々3mmほどある革なので、その差は一目瞭然。

 よく揉んで、柔らくしつつ、漉いた時についた革のクセを取ります。

サスペンダーに革を巻いてみたところ、色や質感に少々ずれがありました。

同じ革を使用しているのですが、使用して味が出た状態と新品の革では色も質感も違います。

布やブラシで磨き、疑似的な経年変化をさせることにしました。

かなり近づきましたね。

この後、必要な幅に切りそろえて、巻く革の準備は完了です。

サスペンダー側の下処理

革を貼る部分を荒らしていきます。荒らすことにより、ボンドの効きを強めることができます。

荒らし終わったら、ボンドを塗ります。

ボンドを塗ったら、切れ込みに補強テープを貼ります。

切れ込みを覆うように。

このひと手間で、より丈夫に仕上がります。

補強テープを貼ったら圧着し、その上からもボンドを塗っていきます。

これで下処理が完了。ここからは革を巻いていきます。

補修革巻き

裏面から貼り始めて、一周巻いたところでローラーで軽く圧着。

平らにならしたい場合はローラーが一番効率的です。

今回は、巻く革が三つ折りになる構造の為、巻く革の銀面(表)の一部も接着面になります。その為、やはりここも刃物で荒らして、接着しやすくしておきます。

くるりと一周半巻きつけました。

圧着の仕上げに、ハンマーで叩きます。これで、より接着が強まります。

余った革は、際の部分で裁ちます。

カット完了。

ミシンをかけてガッチリと仕上がりました。

糸を処理し、ミシン跡を目立たなくして完成。

自然な仕上がりになりました。

とてもいい味の出たこのサスペンダー。

これからも末永くご愛用いただけたら嬉しいです。

ありがとうございました。

ブラスクリップワイドサスペンダー 栃木レザー真鍮金具使用  dete
当店のクリップサスペンダーをベースに、よりシンプルかつ無骨に仕上げた、特に男性におススメなデザインです。以下がクリップサスペンダーとの違いです。 ・幅を15mmから24mmにした点 ・クリップを含め、金具は全て真鍮製 ・調節して余った部分が垂れないシンプルなデザインにした点 カジュアルなクリップサスペンダー・・・ read more.

お問い合わせはこちら

商品のご購入はこちら dete オンラインショップ

Tel 048-789-7793
E-mail shopmaster@dete.jp
友だち追加
LINEからのご連絡も歓迎します。

おもしろいと思ったらシェアしてね

  • このエントリーをはてなブックマークに追加