工房のミニマム化計画2 作業台まわり

以前は作業台の上に様々な工具を置いて作業していました。

よく使うものが手の届くところにあるのは便利ですが、埃もたまりますし、見た目にも煩わしい感じがします。これからは、毎日使うものや頻繁に使うけど使う時間が短いものは手元に、時々しか使わないものや、長い時間使う物は仕舞っておいて必要な時に持ち出して使うことにしました。

すっきりです。

私も含め、日本のほとんどの革職人さんは、作業台の上にビニ板という半透明の青味がかったシートを敷いています。刃物を立てると刃先がめり込む為刃物を傷めにくく、刃の跡が残らないので長く使える優れものです。

うちは裁断用と細かい作業用の作業台を分けているのですが、以前は両方の台全面にビニ板を敷いていました。

今回の改良で、細かい作業用の台は大きなビニ板をはずし、小さなビニ板を必要な時だけ持ち出して使用することに。刃物を使う時だけ必要なものなので、本来全面に敷いてある必要はなかったのです。

ビニ板を外して作業してみると、ビニ板がいかに汚れているかに気が付きました。

蜜蝋を置いただけで、新品同様の木目調の天板に曇りが残ったのです。

蜜蝋は汚れではありませんが、こういったものが積もり積もることで汚れになっていくんだと思います。

これからはマメに掃除をしなければなりません。逆説的に考えれば、今までは掃除が足りていなかったということでしょう。ぴかぴかで汚れも傷も付きやすい台を使うからこそ、ちょっとした汚れに気が付けるというもの。

余談になりますが、美容専門学校に通っていたころ、衛生管理という授業がありました。読んで字のごとく、消毒の方法や感染症についてなど、美容室運営における衛生に関わる事柄全般を学ぶ授業です。この授業の中で先生が、

「白衣は白いから意味がある。美容師で黒い制服なんてもっての他だ。」

という内容の話をされていました。当時、その学校で技術を教える先生は黒衣を着ていたので、それでは制服を着る意味が無いということをお話ししたかったのだと思います。

服でも日用品でも家電でも、ついつい汚れにくい色を選んでしまうことは多々ありますが、常に清潔を保っていれば、汚れにくい色を選ぶ必要はない。白い物を常に白くしておくということで、衛生管理が行き届いているということを示すことができるのですね。

よく片付いた部屋は、散らかればすぐに気づけます。

最初から散らかった部屋は、ちょっとくらいゴミが落ちていたってすぐには気が付きません。

環境を良くすることの大切さを学びました。

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