フレンチゴートの手縫いキーケース

見本と試作を兼ねた制作。

dsc_9837鮮やかなブルーとグレージュ。こういう組み合わせの時って、挿し色をどこに持っていくかが迷いどころ。

今回は、この2色を使うということ、金具部分の色を変えるということは早い段階で決めていましたが、どの部分を何色にするか、そして外側のホックの革包みをどうするかは最後まで悩みました。

ホック部分の色を変えてもかわいいんですよ。遊び心が感じられて、オーダーでもそう注文されるお客様は多いです。

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かわいい雰囲気になりやすいので、今回はポップになり過ぎない方が吉として、くるみ革の色は本体のグレージュと揃えることに。

結果として、内装の華やかさが際立ちました。

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コバは革の風合いに合わせた顔料仕上げ。白をベースに、キャメルと黒を合わせて、革に合わせたグレージュ色を作りました。

この記事を書いた当初は黒を合わせていましたが、今(2019年時)ではこの色を出すのに黒は使わない。じゃあ何色を使うでしょうか?ヒントは補色です!

いずれコバ塗料の色の作り方にフォーカスをあてた記事も書いてみたいと思います。

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縫製は手縫い。3cmに12目という非常に細かいピッチで縫っています。3cmに12目って、何mm間隔だかわかりますか?

正解は、2.72727272…mm間隔です。

これだけの繊細な手縫いになると、技術はもちろん、道具の選び方や、場合によっては自分仕様に使いやすく正確に加工されているかどうかも求められます。

こだわればこだわっただけ、美しい仕上がりにすることが出来る”かも”しれない。探求すればするほど深みにはまっていく、魔の世界がそこには広がっています。。。

糸色は、白のように見えますが、実は淡いクリーム色の麻糸です。

純白よりも垢抜けた印象になるのでおすすめです。汚れを目立ちにくくする効果もありますね。ポリエステルの糸に比べて麻糸は若干汚れやすいので、真っ白を選ぶ際は、用途に合っているのか(汚れが付きやすい部分ではないか)を考えて選定する必要が有ります。

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今回の製作は試作でしたが、製作してみて、いろいろと思うところがありました。

本当にいろいろと。例えば、芯材の用い方、革の厚みのこと、縫製について、コバの仕上げは・・・などなど。

考えればきりがありません。

逆に言えば、まだまだもっともっと良くできるということ。次回はきっと今よりもうまく作れる。そう信じて、生涯成長を続けていきたい。

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