朗報 革職人のガチの作業工程を紹介 -手縫いクラッチブリーフケース編 2

前回の記事から始めたガチのオーダーメイド鞄製作工程記録ブログ第二回目です。

記事を公開するに至った経緯やその理由については、一回目の記事を読んでくれたらよくわかるかと思います。出し惜しみ無しで書いていくのでよろしくです。

「趣味でレザークラフトやっているけどうまくできなくて困ってる(´;ω;`)」

とか、

「手縫いで作ってる職人だけど、スキルアップの為に他の職人の技術を盗みたい。」

とか思ってる方にも読んでもらえたらいいのではないかと考えています。他のプロの方に参考になるかはわかりませんが、自分以外の職人がどういう工程を踏んでるのかとか、どういう道具を使っているのかとか、いろんな意味で得る物はあると思うんです。そういう意味で、このブログは大いに活用してもらって結構です。あからさまなパクリは軽蔑しますし、場合によっては抗議とかすることも辞さないので覚悟しておいてくださいね笑

さて、ここから制作工程について書いていきます。

底の硬さと握りやすさ、マチ部分の厚みや硬さ、内装ペンホルダーのサイズをテストピースとサンプル製作で検証します

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それなりに重い物を入れて、底を握って持つタイプのクラッチブリーフケースなので、底周辺もしっかりした造りにしたかった。パルプを樹脂で固めた芯材のボンテックスを試しています。

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マチのパーツ。写っている面は裏地です。今回は豚革を試してみました。豚革は牛革に比べると軽く、薄くしても強度を保ってくれるので裏地には最適です。

ただ、山羊革や羊革に比べると、グレードは一段か二段落ちるかなというイメージです。本番ではイタリアの山羊革を使いました。そういう贅沢なカバンを作らせていただきました。

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へり返しで作ったペンホルダー。あくまでも試行錯誤の途中を切り取った一コマです。本番では違う仕様、素材になっています。

実物のテストピースを作るなんて、モノづくりというのはなんと回りくどく、非効率的なものなのでしょうか。しかし、それは当然のこと。何の業界をイメージしていただいても結構ですが、企業が新商品を開発するにはどれだけの時間をかけますか?オーダーメイドというのは一人のお客様だけに提供する新商品なのです。手間暇は惜しみません。

経験のない制作物や素材と向き合うとき、不安材料があるときなどは急がば回れが正解。

次回に続きます。

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