友人からのオーダーを受けて製作したカメラストラップを紹介します。
このストラップは何が酔狂的かというと・・・
継ぎ目が無いデザインなのです。
肩掛けするカメラストラップで継ぎ目が無いわけですから、当然とても大きな革のパーツを取る必要があり、歩留まりはとても悪いです。市販品ではまず無いですね。
その分、シンプルで潔いデザイン。機能美と言ってもいい。
紹介しましょう。
酔狂的シンプル|革のカメラストラップ|オーダーレザーはトリヨンラグーンのトープ
紹介する商品はこちらです。
カメラに装着するとこんな感じです。
この革は新色トリヨンラグーンのトープ。
落ち着いた色味が素敵ですね。
別の素材ですが装着するとこう。
潔い!
シンプルって正義ですよね。
たすき掛けに特化したメリットとデメリット
デメリットをまずお話しすると、このカメラストラップは手持ちや首掛けにはあまり向いていないです。
それと、フラッグシップ一眼に大型レンズとかだと負担がかかり過ぎて厳しいかも。フルサイズ一眼だったら暗めの望遠くらいまでOK。ミラーレスなら超望遠とかじゃない限り大丈夫です。
その分、たすき掛けに特化した形になっており、安定感は申し分ない。
カメラとストラップの着脱も簡単なので、普段お使いのハンドストラップ等に替えたいときはすぐに対応できます。
トリヨンラグーンという革のふくよかさと美しさ
ブログでは初めて紹介するこの素材。
≪トリヨンラグーンの特徴≫
- フランスのRémy Carriat社がなめす大判の高級革素材
- しっかりとシュリンクした深いシボが印象的
- 高級なバッグやソファなどに使われている
ちなみに、某ブランドでも定番の素材ですが、そちらでは別の呼び方をしているようですね。
≪トリヨンラグーンの良い所≫
- ふくよかな弾力
- 美しい発色
手にすると柔らかさと弾力をしっかりと感じることができます。
発色も素晴らしいです。
deteでは、今のところ落ち着いた色味を中心にそろえています。
商品が増えたらもっと色数も増やしたいとは思っている。
カメラストラップその他の革
このカメラストラップはとても大きなパーツを必要とする為、作れる革が限られます。
トリヨンラグーン以外では栃木レザーくらいですね。
栃木レザーもいいですよ。
フイルムカメラにも合う
最近のスマホカメラはマジですごい。でも思うところあって・・・
最近スマホのカメラ性能がガチですごくなってて、例えばiPhone 11 Proのカメラ性能すごいですよね。
iPhone11proでちょこちょこ撮ってるけど楽しいなぁあ…👏👏👏 pic.twitter.com/rqotz398tK
— 鹿(しか) (@sofbambi03) September 25, 2019
あと、Huawei Mate 30 Pro。
Mate 30 Proの背面カメラはクアッドカメラ(4カメラ)仕様で、広角27mmの40メガピクセル、超広角17mmの40メガピクセル、望遠80mmの8メガピクセル、それにToFセンサー(深度計測用カメラ)という構成です(焦点距離は35mmフルサイズ換算)。広角カメラが1.7分の1インチ、超広角カメラが1.5分の1インチと、センサーサイズも大きめな高画素センサーを、2つも積んでいるのがきわだった特徴です。
「Mate 30 Pro」のクアッドカメラを試す。衝撃的な動画性能
↑の文章を要約すると、『普通の画角』と『広く撮れる画角』と『望遠』の3つのカメラがついていて、そのうちの二つは数年前の高級コンデジと同等のスペックだということ。
それがスマホに入ってる。
まさに鬼スペックカメラです。
さらに動画の手ぶれ補正
驚愕の7680fpsスーパースロー撮影。
こんなの、カメラだけで40万するハイエンドミラーレスでも撮れません。
Google使えたら欲しかった。
とまあ、ここまでスマホのすごさを話しましたが
絞りいじったり、シャッタースピードを変えたりを画面を見ずに感覚的にできるメカ要素だったりとか、手に重みを感じながら撮る実感とか、大切にしたいと思うんですよね。
最近、久々に祝日に中目黒恵比寿周辺を歩いていたときに感じた(普段平日しか出歩かない)のが、高級カメラを提げてる大学生くらいの人がたくさんいたこと。
dp2Quattroとか、
α7 III とか。
カメラ業界ってスマホに押されてどんどん衰退しているみたいですが、良さを感じている若い人もたくさんいるんですね。
カメラ好きの一人としてうれしくなりました。
まとめ
deteのカメラストラップは、酔狂的にシンプルなデザインです。
見た目にこだわる方、安定感のあるストラップが欲しい方にはおすすめ。
趣味として写真を撮る楽しみを知っている方に是非使っていただきたいカメラストラップの紹介でした。
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