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革製品のお手入れ
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蛇足の成分比較

〈LOCTITE〉

内容量420ml

主成分:フッ素樹脂、石油系炭化水素、LPG

第四類第一石油類294ml

〈コロニル〉

内容量400ml

成分:防水剤(フッ化炭素樹脂)、炭化水素系溶剤、ナフサ、ブタン、プロパン、ジメトキシメタン、酢酸ブチル、メタノン

第四類第一石油類190ml

まず気になったのは、内容量がほとんど同じなのに、第一石油類物質の量が大きく違うところ。その分、コロニルの方が効能に関する成分が濃いのでしょうか?

共通している成分は、フッ素(フッ化)樹脂と炭化水素です。

炭化水素は、成分の溶剤として入っているようです。ジメトキシメタンも炭化水素と同じく、どうやら溶媒目的のようです。

LPGやブタン、プロパンは、ガスの圧力で成分を噴射する役割を担っていて、どんなスプレーでも、大抵こういったガスが入っています。

酢酸ブチルとは?

個人的に一番興味をひかれたのが、酢酸ブチル。

酢酸ブチル

バナナ様の甘い芳香を持つ無色の液体で、多くの果物に微量芳香成分として含まれ、他の物質と組み合わさって特徴的な香りを作っている。例えばリンゴ、特にレッド・デリシャスの香りの一部はこの物質である。他に酢酸イソブチル、酢酸tert-ブチル、酢酸sec-ブチルの3種類の構造異性体を持つ。

香料(食品添加)
  • キャンディ、アイスクリーム、チーズなどに果物の香りを付ける物質を製造する原料として使われる。
香料以外
  • 溶剤(溶媒)や中間原料として、塗料の希釈、硝酸繊維素原料、人造真珠用塗料、天然ゴム、医薬品、接着剤などの製造などにも使用される。OECDに報告されている1999年における生産量は1万トン以上である。

製造方法

硫酸触媒の存在下にて、酢酸とn-ブタノールから酢酸ブチルを合成し、脱低沸蒸留後、脱高沸蒸留する。

安全性

日本の消防法では危険物第4類・第2石油類に分類される。動物実験での半数致死量(LD50)は、ラットへの経口投与で14g/kg、ウサギへの経皮投与で5g/kg以上。

材料のブタノールは化石燃料から生産されるようです。

化石燃料から生産される物質がお菓子の添加物に使われていて、そもそも天然の果物にも微量が含まれているんだって。

ところで、コロニルに含まれるナフサという成分は、原油を精製して作る物質で、ガソリンの原料になっていたり、洗剤やプラスチック製品の製造に使われたりと、こちらも幅広い用途に使われています。

こういうもろもろを発見して、いろんな形で人の役に立ててきた人間の英知が凄すぎる!防水スプレーの調べ物のつもりが、思いもよらぬ勉強になっています。

ブタノールは溶媒としても使われるそうで、この成分が香料として使われているのか溶媒なのかはわかりません。

念の為書きますが、防水スプレーの匂いを嗅いだり吸ったりするのは危険なのでやめましょう。防水成分は、肺に入ると呼吸を妨げる原因になり、重篤な障害を引き起こします。だから使う時は必ず屋外で!

フッ化炭素樹脂とは?

最後に、きっと重要な成分であろう、フッ化炭素樹脂って何ぞや?っていうことで、こちらもググってみました。

フッ化炭素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)

ポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene, PTFE) はテトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子のみからなるフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)である。テフロン (Teflon) の商品名で知られる。化学的に安定で耐熱性、耐薬品性に優れる。

ポリテトラフルオロエチレンは耐熱性、耐薬品性に優れ、強い腐食性をもつフッ化水素酸にも溶けない。また、現在までに発見されている物質の中で最も摩擦係数の小さい物質であることも特長の一つである。

現在では日用品、特にフライパンなどの調理器具の表面のコート塗装などに多く使用されている。食品、調味料による侵食に強く、また摩擦が小さいことから食品の焦げ付きを防ぐ役割を担っている。

チューブ、ホース、テフロンシート、さまざまなパッキン、剥離材、絶縁材、断熱材、粘着テープ、摺動材、製造(食品、プラスチックフィルム、ゴム、セラミックス)、耐熱コンベアベルト、テフロンコーティング、無電解ニッケルテフロンメッキ、すべり材、ベアリング、スリーブ、フランジ、ワッシャーなどの素材として用いられる。潤滑や撥水機能の向上を目的として他の合成樹脂・油脂などへの添加剤としても使われる。

Wikipediaより

それでは、LOCTITEの防水成分のフッ素樹脂とは?フッ素樹脂の中で最も多く生産されているものが、フッ化炭素樹脂だそうです。つまりは、両者ともほとんど同じ防水成分が使われているのでしょう。

化学に疎い私からしたら、読み飛ばしたくなるような文字面が続きます・・・

皆さんもそうですか?仲間です。

化学のことはよくわかりませんが、フッ化炭素樹脂は広く世の中で使われている物質で、よくある調理器具や雑貨製品にも使われているものだということはわかりました。フライパンの焦げ付き防止や、生地の防汚加工にも使われているあのテフロンと同じ成分ってことです。

防水効果のカラクリは、摩擦係数が少ないから水をはじくことができるということなのですね。通気性を損なうことなく防水効果を高めるってどういうこと?と思っていましたが、ちょっとだけ理解できました。

となると、これは防水ではなく撥水効果。いかに革の凸凹の奥深くまで成分を届けるかが、効果の具合を左右しているのかもしれません。

そのあたりにも注目して検証していきたい。

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