駒合わせ縫いで作った 手縫いペン立て型社長のシザーケース 完成

シザーケース

駒合わせ縫いで作った手縫いペン立て型社長のシザーケースがついに完成!

 

また不思議なものを作ってしまいました笑

全ての縫製を手縫いで行いました。底の台座と、側面の筒は斜め約45度の角度で縫い合わせてあります。ご想像の通り、かなり特殊な製法です。これができる職人は日本中探してもそう多くはないと思います笑

 

革:イタリア製タンニンなめし革 ネイビー/パープル

 

金属などでできたペン立てやメガネ入れなど、筒にハサミを入れる美容師さんは、この広い世の中いくらでもいるかもしれません。それを革で作らせる方って、今までにいましたか?製作時の時点ではググっても出てきませんでした。それくらい特殊なオーダー。

 

 

中の仕切りは、硬い芯材を貼り合わせて、革で包んでいます。

意識していませんでしたが、上から仕切りを見るとピースマークっぽくも見えます。社長は「ベ〇ツそっくりだ。」とお気に入りだったので一安心 笑

 

 

筒本体は、分厚い革を重ねて芯にし、ネイビーの革を貼り付けました。

大切なハサミが入ったケースを不意に倒してしまったりしないよう、底の土台は本体よりも外側にせり出させました。さらに、中心から外に向けて微妙に厚みを薄くしています。安定感を出しつつエレガントに仕上がりました。

 

 

 

社長には大変喜んでいただけました。今回も最高の仕事が出来たと思います。

 

価格について

今回のご注文では、それなりのお代を頂戴しました。

後日、ブログをご覧になった方から商品について問い合わせをいただいたのですが、お値段を伝えたらそこで終わりになってしまいました。

まあそうでしょう。高いですから。でも、決してふっかけているわけではありません。むしろ、ビジネスとして割に合った仕事かと問われたら、正直難しい仕事です。今だったら(2019年時)もっと高くしないといけない。

 

安くない商品ですが、本来、オーダーメイドってこういうものだと思うんです。ある人にとっては最高だけど、既製品ではまずお目にかかれないくらいニッチな商品。それを実現する為には、職人はコスト度外視で手間とコストをかけ、お客様はその対価を支払う。

値切られてしまったら成り立たないし、こちらも手を抜いてしまったら当然成り立たない。

 

そうはいっても、それでビジネスになる時代はもうとっくの昔に終わっていますよね。だから、deteは今はフルオーダーではなく、もっとカジュアルに色や仕様を選べるカスタムオーダーに力を入れている。

お客様に喜んでもらえて、職人もハッピー。そして若い職人の卵が希望を持てるような働き方のお手本になりたい。

30代も半ばに差し掛かり、自分の目指す方向性も変わってきたなと感じます。でも、それでいいと思ってる。そんな今日この頃です。

 

 

手縫いペン立て型シザーケース dete
オーダーメイドで制作した手縫いの筒型シザーケースです。 詳細はお問い合わせくださいませ。

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