この記事は、牛革の特徴や使われ方、種類について幅広く学べる内容です。
日本一わかりやすく情報量が多いページを目指しました。
長いので時間がない方はブクマ等でキープして後でゆっくり読んでください。
いきなりまとめると…? 牛革は、一言でいうとダイバーシティレザー。
いろんな牛革があってそれぞれに評価されているレザー界の顔です。
その他の革とその動物についてまとめました。
関連記事 革になる動物とその革20種紹介|革質、大きさ、特徴など
牛革とは?スペック・呼び名・サイズ
牛革のスペック
学名、和名:ウシ / Bos taurus
革の呼び方:牛革、ベビーカーフ、カーフスキン、キップ、ステアハイド、カウハイド、ブルハイド…etc(生育期間や性でよび名が変わる)
使いみち:くつ、財布、バッグ、衣類、家具、車の内装などあらゆる革製品に。
主な原産地:北米、オーストラリア、ヨーロッパなど
サイズ :自動販売機2台分 – 400~600ds㎡/1頭(成牛)
特徴:肉牛の皮が原料。供給量が多く、世界でもっとも多く使われている革素材。厚みがあり(最厚7mmほど)サイズも大きく丈夫な特徴を生かして幅広く使われている。比較的凹凸が少なく毛穴も小さく目立たない。安価な製品から最高級品まで。
まるで出世魚?牛革は歳とオスメスで呼び名が変わる
牛革って何て読むの?
「ぎゅうがわ」が一般的だね。
他にもカーフとかステアハイドとかいろいろ呼び名があるんだね。
牛革は牛の性別や歳や地域によって呼び方が変わるんだ。
アメリカの牛皮は一般的に以下のステア、ブル、カウ、キップ、カーフの名称で呼ばれている
引用元 なめしの意味、革の歴史、製法、革の種類と一般特性 | ◇研究報告 | 日本皮革技術協会
- 生後6ヵ月以内カーフ4~7kgの子牛皮
- 6ヵ月から2年以内キップ7~14kgの中牛皮
- 2年以上エクストリームライトステア13.6kg~21.8kgの成牛皮
- 2年以上ライトステア21.8kg~26.0kgの成牛皮
- 2年以上ヘビーステア26.0kg~の成牛皮
アメリカの牛皮の呼び名にのっとり、日本でなめされた革もステア、ブル、カウ、キップ、カーフを基準にして分類されることが多いです。
これはもともと日本でなめされる革の多くがアメリカ産原皮だからかと。
その名残で、ヨーロッパ産原皮で作った革だけれどキップと呼ばれている例もあるよ。
それに対してヨーロッパの呼び方は次の通りです。
- 生後6ヵ月以内ベビーカーフ子牛皮
- 生後2年以内カーフ子牛革と中牛皮
日本とヨーロッパでは「カーフ(calf)」の意味がちがうので注意!
ヨーロッパのカーフと日本のキップはほぼ同じ意味です。
スキンとハイドのちがいは?
うすくて小さい革はスキン、厚くて大きな革はハイドと呼ぶんだ。
これは牛革以外でもそう。
例)カーフスキン、ゴートスキン(山羊革)、ピッグスキン(豚革)、カウハイド、ホースハイド(馬革)
牛革のサイズは自販機2台分!?
写真は、牛の右半身から脚やお腹を取りのぞいた部分の革です(シングルクロップ)。
これでも一頭の半分以下の大きさです。
成牛革まるまる一頭分の大きさになると、大体400~600ds㎡(平方デシメートル)ほど。
これは一般的な自販機2台分くらいの大きさです。
ソファや車の内装用の革は1頭まるまるの大きさで売られていますが、バッグ用やクラフト用の革は、半分サイズだったり部位ごとに分けて売られるのが一般的です。
関連記事 革の形の違い|半裁、ダブルショルダー、シングルバット、丸革、クロップのメリットデメリット
牛革は肉の副産物のリサイクル品?
革をとる専用の牛がいるの?
革専用の牛はいないよ。革の原料になる原皮は肉牛の廃棄物なんだ。
革は家畜牛の畜産副産物(畜産副生物)です。※畜産副生物には原皮はふくめないことが多い
どういうことかというと、肉などを利用した後の残りが皮だということ。皮をメインの目的で牛を育てることはありません。
捨てられてしまう原皮をリサイクルして革にするのは環境にとってもメリットがあるよね。
でも排水などのデメリットはあるんだ。
そういうことについて別記事の本革こそサステナブル|断言できる1つの理由で深掘りしているよ。
原産地によるちがい
牛の原産地によって品種や育て方や主なエサがちがい、革の仕上がりにも差が出ます。
ヨーロッパ産が上質というのが革業界の定説だよ。
とある革屋さんによると、フランス産が最高級で次が北欧産、南欧、北米、オセアニアの順などという話を耳にしましたが…
たしかに良い革はフランスや北欧原皮が多い。でも一概には言えないよ。
諸説あるので、参考程度に考えていただければと。
牛革の特徴と構造
ここからは牛革そのものについて深掘りします。
牛革の性質的な特徴は?
- 凹凸が小さく平らで毛穴も目立たない➡キレイ&加工しやすい
- 繊維質が緻密➡丈夫、子牛の革はキメ細かい
- 厚みがある➡丈夫、用途がはば広い
- 出回っている量が圧倒的に多い
などなど。
加工しやすく、丈夫で、いろいろな製品に使える。
それでいて供給量も多いから、革素材としては最高に使いやすいと言えるね。
断面から見る牛革の構造
写真は、厚み3.6mmの牛ヌメ革の断面です。
牛革は 乳頭層(銀面層) と網状層(床面層)の2層で成り立っています。
- 乳頭層…表から0.7mmくらいまでの層
- 網状層…それより下(肉側)の繊維が絡み合った層
乳頭層は繊維の密度が高く、質が良い部分です。対する網状層は、下にいけばいくほど繊維がゆるくなり、質は落ちていきます。
毛穴は無数にあって非常に細かい
牛革の毛穴がいかに小さいかは次の写真がわかりやすいです。
牛革の表層約0.15mmをけずりとって明りに透かした写真です。
このように非常に細かく全体にまんべんなくあるため、パッと見ただけでは毛穴があるのがわからないくらい平坦できれいな革に仕上がるのも牛革の特徴です。
また、豚のように毛が網状層内部まで貫通していないため、毛穴は革表層をに空いているだけにとどまっています。
見た目の特徴は?
牛革ってどんな感じの革?
えーと…
一言で答えるのがむずかしい質問だな。
牛革は製法や仕上げ加工の種類がとても多くて、それぞれの品質がまったく違う別物に仕上がっているから。
ほんっとうにいろんな牛革があるんだよ。
見方を変えれば、牛革は特徴がないくらいに当たり前(一般的な)ということもできるね。
ここからは、どんな特徴の革があるのかを、なめしや仕上げ加工ごとの分類に分けて解説していきます。
牛皮は鞣すことで牛革になる|なめしの種類
最初に製法について。
革は、鞣しという作業をすることで皮から革になります。
なめしには多種多様な種類があり、主に使われる方法はクロムなめしとタンニンなめし。
現代の牛革に使われているなめし方法はほとんどがクロムなめしと言われています。
最近は、タンニンなめしの良さも見直されつつあり、見かける機会が増えたように感じます。
deteでもタンニンなめし革を使うことが多いよ。
今回は、一般的な種類のなめし方法である、クロムなめしとタンニンなめしに絞ってお話ししていきましょう。
一般ユーザーや作り手がチェックするべきポイントは、色が変わるかどうか、味が出るかどうか、キズやクセが残りやすいかどうか?の3つです。
クロムなめし牛革の特徴
- 短時間でなめすことができ、コストが安くなる
- 色の自由度が高い
- 色あせしにくい
- やわらかい革が多い※
- クネクネとうねる感じの弾力がある
※タンナー(革の製造元)に言わせると、クロムなめしでも硬い革は作れるということです。
出回っている革の多くがクロムなめし革。
柔らかくてクタッとしている革が多いよ。
鮮やかな色も明るい色も出しやすい上、色あせもしにくいんだ。
タンニンなめし革の特徴
- 水を吸いやすい
- 可塑性が高い(キズ、跡、クセがつきやすい)
- 淡い色、鮮やかな色がつくりにくい
- 経年、摩擦などで色変化が起こる
- 硬い革が多い※
- バネのような弾力がある
※加工によりやわらかくすることもできる
昔ながらのナチュラルな革がタンニンなめし革。
水に弱かったり色変化しやすかったりキズが残ったり、一見デメリットばかりに見えるかもしれないね。
でも、使っているとこれがいい味に変わってファンの心をわしづかみしてしまうんだ。
クロムなめし革とタンニンなめし革、どちらがおすすめ?
どちらがいいかは、どんな製品に仕上げるかと、使う方の好みによって変わります。
それぞれがどんな方におすすめかをまとめると、
- 革の味を楽しみたいならタンニンなめし
- ナチュラルな雰囲気が好きならタンニンなめし
- 長くキレイな状態を保ちたいならクロムなめし
- 色が変わってほしくないならクロムなめし
なめし方法についてもっとくわしく知りたい方は、クロムなめし革とは?タンニンなめし革&ヌメ革との違いをご覧ください。
加工でここまで変わるんです。牛革の種類
牛革は、なめした後の加工次第でまるで別物へと変身を遂げます。
先ほどの画像ですが、今度は下半分の加工についての部分をご覧ください。この加工による違いをまとめます。
分類をざっくり理解できれば自分の好みの傾向がわかるかもしれないね。
※掲載した画像は全て牛革です。
スムース
ツルツルした平面の革。うすくシボが残る革もスムースにふくめる場合も。
カジュアルにもシックにもなり得る、牛革の定番。
ちなみに、牛革は自然にスムースにはならないんだ。
アイロンなどを使って平滑に加工しているんだよ。
シボ
革独特の凹凸がついた模様がシボ。
革をドラムという樽の中で回したり、機械で振ったり、キリシメンや足踏みで揉んだりしてシボを強調させます。
シボ模様は同じ物は二つとなくて全部一点物!
革らしい革というとこのシボ革をイメージする方も多いかもしれないね。
シュリンク
薬品を使って収斂させてシボを作るのがシュリンクレザー。
自然なシボに似た凹凸模様ですが、よりギュッと凝縮したような深くはっきりとしたシボが出ます。
自然なシボに比べると丸みがないのも牛革のシュリンクレザーの特徴。
エレガントな雰囲気になるよ。
比較的キズにも強いから高級車の内装にも使われているよ。
型押し
熱を使って金属の型を革に写す加工法。
型次第であらゆる模様がつくれる。
傷がつきにくいからお手入れもラクな革だよ。
歩留まりがよくなるからメーカーにもメリットがあるんだ。
シボ革を模した型押しや、ワニ革を模した型押し、ペイズリー柄や幾何学模様まで何でもアリ!
グレージング
革表面をメノウなどでできたツルツルの石で磨き、革のツヤを引き出す加工法のこと。
サドルレザーが代表的なグレージング加工。
輝くツヤがグレージングの魅力。
グレージングした革を揉むとツヤありのシボ革になるよ。
銀スリ
あえて最後に金属のやすりなどで表面をけずった革。
ハイスピードで進むエイジングが楽しめる。
ヌバックの一歩手前の革。
カジュアルな雰囲気が人気だね。
削り方にもいろいろあって、↑のように丸いキズが残る物もあれば、格子状のキズが残る物もあり、もっと細かくてキズがわからないものもある。
ヌバック
革表面をけずってスエードのような見た目にした革。(スエードは革裏面を使う)
ある意味これも銀スリ革。
やはりこれもエイジングが楽しい!
アウトドア用のブーツなどで使われることも多い革だね。
スエードとヌバックのちがいについては、スエード、ベロア、ヌバック、バックスキンのちがい|起毛革の特徴をわかりやすく解説でくわしくお話しています。
エナメルレザー
エナメルレザーは、革表面に樹脂などで作った塗料を何層にも塗り重ねて、光沢のある被膜を作った革。
エナメルレザーは他の革には無いツヤツヤが特徴。
基本的に手入れしやすく丈夫だけど、いい味が出る革ではないんだ。
古くなるとエナメル層はダメになってしまう。その時は専門家に補修してもらう必要があるよ。
ガラスレザー
ガラスレザーは、平面の板に革を貼り付けて乾燥させ、表面をけずって塗装した革。
ランドセルや、比較的財布にやさしい革靴などで使われることが多いね。
コードバンの廉価版みたいなイメージもあるんだけど、新品時は文句なく美しいよ。
銀面(表面)をけずっているから耐久性は他の革より劣るかもしれない。
蝋引き
ブライドルレザーに代表される加工法。ワックスやロウを染み込ませたりすり込んだりして作ります。
防水性を高める効果がある他、ロウが染み出してくることで生まれるマットな表情を楽しんだり、逆にロウが落ちた後のツヤを楽しんだり(ブライドルレザー)する素材です。
防水スプレーなんてなかった時代、雨に濡れることも多い馬具にはオイルやロウをたっぷり染み込ませた革が使われたんだ。それが蝋引きレザーの始まりと考えられているよ。
革の業界では、本場イギリスで伝統的な製法で作られた革だけがブライドルレザーと呼ばれ、それ以外はブライドル風の蝋引き革という認識。
ブライドルレザーについてくわしくは、ブライドルレザーってどんな革?特徴と性質をわかりやすく解説をご覧ください。
クラック加工
顔料塗装した革の塗装面にあえてクラック(ひび)を入れて作るデザイン。
数年前にスタンスミスがクラックレザーを採用したね。
漆の卵殻塗りに似てて良い感じだったよ。
染色方法による牛革の仕上がりのちがい
加工だけでなく、染色や塗装の仕上げ方によっても牛革の見た目は大きく変わります。
ここで載せている写真は全て牛革です。
丘染め
丘染めは、革の銀面(表面)だけをスプレーや刷毛などで色付けする染色方法のこと。顔料を使うことも。
革内面や裏は、全く染めていない場合もあれば薄く染色する場合もある。
手間がかからないから安価。上手に使えば、コバ(断面)との色のコントラストを楽しむことができる手法だよ。
芯通し染め
丘染めとは反対に、革の内部まで染料を浸透させる染め方。切った断面も銀面と同じか近い色に染まる。
上の写真の革は、芯通し革のを漉いた(裏から厚みをけずった)革。つまり、左に見えている裏面は元々内層だった部分です。このように芯通し革は内側の層まで染まっています。
コバや革の裏面が見えるカジュアルな造りなら芯通し革が使いやすいよ。
パティーヌ
パティーヌは、色を幾重にも塗り重ねて奥行き感のある染色をする手法。手染めで行われ、主に高級な靴に使われる染色技法です。
あのベルルッティのパティーヌは染料だけでなく顔料も使われているんだって。
パティーヌ職人は、芸術家がパレットを使いこなすように、染料と顔料を巧みに扱います。
引用元 ベルルッティのシューズの美しさを生み出すパティーヌの技巧について知る
プリント
染色した革の上に模様や絵などをプリントしてしまう技法。
プリントっていうとはがれてしまいそうに感じるかもしれないけど、品質は革によりけりだよ。
このイタリアの迷彩プリント革は仕上がりが自然だし使っていても剥がれるようなトラブルは確認できていないよ。
素上げ
素上げは、あえて仕上げの塗装をせず、下地の染めだけで仕上げた革のこと。
水に弱いし傷もつきやすいけど、そんな自然体な素材を楽しめるのが素上げの革。
経年変化しやすくて、オイルやワックスを入れたときの変化も大きい。
だから育てる楽しみがある革だね。
関連記事 素上げの革ってどんな革?
アニリン染め
アニリン染めは合成染料を使った染色技法のことで、革の表情を生かした透明感のある仕上がりが特徴。
主に高級品に使われる。水に弱く、シミになりやすい。
↑のキャメルの革は、カゼインという卵白などから採ったたんぱく質を使った表面を仕上げをしています。カゼイン仕上げはアニリン染めと相性がいいです。
アニリンの革はシズル感ある瑞々しさがいいよね。仕上がった革が水を吸うのが特徴。
ラッカーなどで透明な塗装をして防水性を高めたアニリン風仕上げの革も出回っているよ。
セミアニリン染め
セミアニリン染め…染料だけを使ったアニリン染めに対して、セミアニリンは、顔料を使った吹付を行っている違いがある。顔料を使うことで、防水性を高めたり、傷を隠したり、タンニンなめし革の変色を防いだりする効果がある反面、透明感やみずみずしさは損なわれる。
やっぱりセミアニリンよりさっきのアニリンの方が高級感が出るケースが多いような。
扱いやすさはセミアニリンの方が上だから用途に合わせて選んで使うのが◎。
顔料と染料の比較については、顔料を使っている革は悪い革?染料と顔料のメリットとデメリットをご覧ください。
革の染色と加工のまとめ
革の加工方法、染色方法をいろいろ紹介しました。タンナーは、紹介した方法のどれかを一つを選んで作るだけではありません。
これらの方法を組み合わせたり、アレンジしたりしながら日々新たな素材の開発にはげんでくれています。
いい革を作ってくれて感謝。
牛革の経年変化例(タンニンなめし)
牛革は味が出るって聞いたよ。どんな感じ?
タンニンなめし革の経年変化のことだね。
タンニンなめし革は、日焼けや使うことでできる傷やアタリなどによって、良い感じに味が出ます。
良い感じって曖昧過ぎない?
数値とか厳密な言葉よりも、このあいまいさとか自然が作り出す偶然性を楽しんで欲しいんだ。使う人もよっても変わるからお手入れしながら良い感じに育てて欲しい。
くわしくは、「革の味が出る」ってどういう状態?経年変化と使いこんだ歴史をご覧ください。
レザークラフト用の牛革はどこで買うのがおすすめ?
私は仕事で使うので問屋さんから買いますが、趣味でクラフトをする方には少しハードルが高すぎるかもしれません。
問屋に興味がある方は、レザークラフト初心者が浅草の革問屋から仕入れるメリットと方法もご覧ください。
大きなホームセンターやクラフトショップでも買えますが、私のおすすめの牛革の買い方はネットのクラフトショップ。
十分に高品質な牛革が手に入りますし、ホームセンターなどよりも保管状態もいいです。
おすすめショップをいくつか紹介します。
レザーマート
楽天で人気のレザークラフトショップ。
カットレザーセットとが初心者さんにおススメです。
ぱれっと
有名なレザークラフトショップで品ぞろえが豊富です。deteでも利用させていただいています。
私は行ったことはありませんが、名古屋にある実店舗もとても充実しているらしいです。
レザークラフトフェニックス
大阪の難波にあるレザークラフトショップ。サイトもわかりやすく信頼できるお店です。
その他の牛革が買えるお店は、クラフト用ヌメ革販売店〔ネットで買える〕まとめ|買い方と注意点でまとめています。
牛革のお手入れ方法
汚れを溜めないことと保湿が大切です。
汚れを溜めないためにできることは、マメなブラッシングと防水スプレー。
関連記事 革職人が選んだベストな革用ブラシに検証写真を添えて。
防水スプレーをかけると、水によるダメージを防げぐのはもちろん、汚れが定着しにくくなる効果もあります。
保湿の効果は革のやわらかさを保つこと。
これにより革のひび割れを防ぐことができ、見た目の高級感も維持します。
クリームタイプが使いやすくておすすめです。
関連記事 ヌメ革財布用クリーム|おススメ3選と選び方&実験結果
革製品はお手入れしなくてもふつうに使うことはできます。
ですが、お手入れしながら使えば長く良い状態を保つことができ、革のエイジングそのものを楽しむこともできるのです。
お手入れしよう。
まずは、革職人が教える革製品のお手入れまとめ記事をどうぞ。
まとめ
牛革は、表面が平らで毛穴が目立たなくてきれいな革です。サイズが大きく厚みもある為利用価値が高く、財布から家具まであらゆる革製品に使われています。
加工の仕方によって見た目は大きく変わります。昨今は本当に様々な加工や染色がされていて、牛革がいかにメジャーな素材かがわかります。
牛革製品は、お手入れをするかどうかで長く使えるかどうかが決まります。大切な革製品ならなおのこと大切に扱ってあげたいですね。
この記事は以上です。長文お読みいただきありがとうございました。
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