コロニルのシャンプーダイレクトを革張りのチェアに使った感想をお話しします。
先に結論を書くと、シャンプーダイレクトはブラシいらずで手軽に革のお掃除ができるクリーナーでした。
使い方や注意点もお話しするのでぜひ最後まで読んでいただきたいです。
コロニルシャンプーダイレクトの効果にビビった
おどろいたのはシャンプーダイレクトの汚れ落とし効果の高さ。
百聞は一見に如かずということで、次の写真をご覧ください。
自然な汚れに有効
シャンプーダイレクトは、石鹸で落とせるタイプの自然な汚れにとても有効です。
磨いて・・・
ティッシュで拭き取ると・・・
おぉ!
テレビの通販番組さながらにきれいになりましたw
こちらも
青の丸で囲った部分が磨いたところ。
こちらの写真はよりわかりやすいですね。
この作業を全体に行うと・・・
全体に行った完成写真がこちら。かなり改善されました!
革の家具に使うには最適なクリーナーの一つです。
シャンプーダイレクトの使い方
- ブラッシング
- シャンプーダイレクトで磨く
- 濡らして硬く絞った布で拭き取る
- 乾拭き
- 乾いたらクリームを塗る
- ワックスを塗って乾拭き
使い方
まずはブラッシングしてホコリを落とします。ブラッシングは全ての革製品の手入れの基本です。
弾力がある化繊のプロブラシがおすすめです。
フタを空けると硬いスポンジが付いています。
押し付けると液が出てきてそのままクリーニングが出来ます。
便利!
くるくると円を描くように磨きます。
汚れがひどいところは重点的に。
ティッシュで拭うとこんな感じ。
汚れていましたねー。
濡らして絞った布で拭き取ります。
乾拭き。ティッシュでもいいです。
乾いたらクリームを塗りましょう。今回はコロニルのシュプリームクリームデラックス。
保湿効果と防水効果がある有能なクリームです。
クリームを塗ったらその上にワックスを。ワックスがけは財布などでは必ずしも必要ではないですが、家具ならしてあげるのがベター。
今回は、靴磨きに使うサフィールノワールのビーズワックスポリッシュを使いました。
このワックスはラナパーの上位互換として使えるかもしれません。
カルナバワックスや蜜蝋など天然素材にこだわっていて上質です。
布にとって磨くようになじませます。
全体を乾拭きして完成!
家具用には、革張り椅子やソファに向いたクリーム「レザープロテクションクリーム」も便利です。
関連記事 [全力レビュー]レザープロテクションクリーム|ソファのお手入れに最適なクリーム
完成写真
ワックスで輝きが戻りました。
普通の洗剤じゃだめなの?
シャンプーダイレクトが革の汚れを落とすのに便利なのはわかったけど、普通の洗剤じゃダメなの?
と思う方もいるかもしれません。
普通の洗剤より高いですしね。
私の結論ですが、
ですw
あまり汚れが落ちない割に革がショボンとしてしまったので、やらなければよかったなぁと後悔していますw
根拠を一つ挙げるとすると、このシャンプーには植物油が含まれているので、このオイルの保湿効果が革に良い影響を与えているのかもしれません。
とはいえアフターケアは必要なので、今回紹介したようにクリームで保湿してワックスで保護するようなお手入れをしてあげましょう。
シャンプーダイレクトが使えない革、製品
扱い方はむずかしくないので、下記の注意点だけ気を付けて使いましょう。
ヌメ革には使えない
ヌメ革は使った瞬間吸ってしまうので使ってはいけません。
ヌメ革って何?という方は、ヌメ革とはどんな革?日本のヌメ革とイタリア版のヌメ革TOIANOをご覧ください。
靴の古いワックスを落とすのには向かない
このシャンプーで落とせるのは水溶性の汚れ。
具体的に言うと、ホコリ、汗などにはとても有効です。
ワックスやクリームの層をクレンジングするのには向きません。
専用のリムーバーなどを使いましょう。
例えばこのステインリムーバーなどがおすすめ。
くわしい使い方は、エム・モゥブレィのステインリムーバーは革靴に必須のクリーナー|使い方解説をご覧ください。
シャンプーダイレクトについてのまとめ
シャンプーダイレクトはソファや靴のしつこい汚れ落としに最適。
サイズが小さいのでピンポイントで使う物かと思っていましたが、今回チェア全体に使ってみて、大きな家具にも普通に使える!ということに気づくことができました。
下記だけ気を付けてください。
- ヌメ革に使わない
- ブラッシングしてから使う
- アフターケア(保湿)する
- 色落ちの可能性あり(目立たない部分で試す)
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