デテログの中の人ミコガイです。
バッグの種類について知りたいな。
棒屋根鞄って何?
そんな疑問にお答えし、革好きバッグ好きの知的欲求を満たすことを目指した記事です。
永遠の執筆中記事になる予定。なぜなら、情報量が多すぎて一気に書けないのと、この記事においては、気づいたら書き足していくというスタンスで続けようと思っているので。
少しずつ休憩時間にでもまとめていきます。
バッグの構造
写真:自前の手縫いトートバッグ
基本的に、バッグは、胴、マチ、底、持ち手で構成されています。
マチ・・・主に側面。バッグの奥行きを決める部分
底・・・底面。バッグの幅と奥行きのサイズを決める部分
持ち手・・・ハンドル。ショルダーバッグの場合は肩掛けベルト
↑のバッグは、袴(底帯)があるタイプ。
ここからバッグの種類について。革を中心に紹介しますが、一部革以外の素材のバッグも掲載しています。
手提げバッグの種類/トート、ボストンバッグ他
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より(撮影可能)
手に持つ、腕にかける、もしくは片方の肩にかけて使うバッグです。
ボストンバッグ Travel Bag とは?
ボストン大学の学生が好んで使ったことからそう呼ばれるようになったとか。(和製英語)
書類やPCを入れやすい構造ではない為、ビジネス用にはあまり向きません。
二段底ボストンバッグ
一般的ではなく、街で見かける機会はほとんどないレアなデザインですが、私ミコガイが愛してやまない鞄です。
いろいろなワードで検索を試しているのですが、英語で何というのかがわからず、資料の検索ができていない。
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より(撮影可能)
上段はボリード(Bolide)ベース、下段は錠前のトランク風。手縫い。
底はファスナーで開閉するものを多く見ますが、これは錠前式。
良くできてるなぁ。たまんないです。
趣味でチャレンジしようかなw
他には、☟こんな超ド級の変わり種も。
エキシビション「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ――旅するルイ・ヴィトン)」展より(撮影可能でした)
上段は口金式のボストン、下段は錠前で留める跳ね上げ式。恐らくかなり貴重な鞄。
なんじゃこりゃw
前のモデルのような美しさは感じませんが、どうしてこうなった?w的なおかしさや、作り上げた職人の発想力のすごさなど、一言では語り切れない奥深さがある。
ドラムバッグ Gym Bag とは?
構造から言えばボストンバッグの一種。
筒型やそれに近いものがドラムバッグとも呼ばれる。
ダッフルバッグとは?
現在市販されているダッフルバッグはボストンバッグのような形が一般的ですが、元々は、ファスナーが付いておらず、筒型の袋の口元を紐で縛るだけの簡素な造りのもの。
軍隊で使用されてきました。
ロスコ/ROTHCO GIスタイルダブルストラップ ダッフルバック
トートバッグ Tote Bagとは?
トートバッグと言えば、L.L.Beanのトートをあげる方が多いかもしれません。
一人に一つ必携と言ってもいいくらいの定番ですね。
氷の塊を運ぶために作られた「ビーンズ・アイス・キャリア」が、現在のボート・アンド・トート・バッグ Boat and Tote® Bag の原点。1944年以来、米国メイン州のブランズウィックにあるL.L.Bean(エルエルビーン)自社工場で、 ひとつひとつ手作りされています。
氷が溶けてもすぐに水が染み出ることがないように、当時から変わらず厚手の24オンスキャンバス地を使用。頑丈な作りとシンプルなデザインが、今も変わらず愛され続ける理由です。
参考エルエルビーン
説明不要のトートバッグですが、いくつかの種類に分類することができます。
外縫いトート(構造)
エキシビション「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ――旅するルイ・ヴィトン)」展より(撮影可能でした)
縫い目とコバが外に見えるのが外縫いトート。
クラシックでクラフト感あるデザインに。
角が出るカチッとした仕上がりになります。修理がしやすく丈夫です。
内縫いトート(構造)
縫い目が内側に隠れる構造。こちらの方が一般的です。
柔らかな雰囲気になり、シック。
外縫いと比べると、大きさの割にたくさん入るのが特徴。
ビジネストート
スーツを着ない方は普通の革のトートを使っている方もいますね。仕事でトートを使うのはもはや定番です。
バケツトート
カジュアルな感じがかわいく、物を出し入れしやすいのがメリット。
デメリットは、中身が丸見えなのと防犯性が低いこと。
写真のように留め具が付いたタイプを選ぶか、フタが付いたものを選ぶか、バッグインバッグを用意する、ハンカチをかぶせて使うなど、中身が見えない工夫をしましょう。
ブリーフケース Brief caseとは?
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より(撮影可能)
クロコダイルを使ったサック・ア・デペッシュ。
薄型の造りは現代の用途にもマッチ。
元々ブリーフケースと言えばこの形ですが、現在は、ファスナーの内縫いのタイプなどもブリーフケースと呼ばれ、書類鞄全般に使われる名称となっている。
革やナイロンや合皮など様々な素材やデザインで作られますが、有名なのはエルメスのサック・ア・デペッシュ。エレガントですね。
サック・ア・デペッシュは外縫いでかぶせ(フラップ)が付いたデザインですが、内縫いでファスナーのタイプもあります。
ダレスバッグ Dulles Bagとは?
口金金具が使用されている。中央に付いた留め具をはずし、口金を開くとガバっと口元が大きく広がる構造の鞄。
基本的にハンドルは一本手で、重い鞄に見合った重厚なハンドルが作られる。
職人は、ハンドルの仕上がりの美しさやデザイン、持ちやすさを考え、技術を競い合っている。
戦後来日したアメリカのダレス国務長官が使っていたことに由来してこう呼ばれるようになった。
かつては訪問医療の医師にも愛用された。
使う場面や人は選ぶが、エグゼクティブかつ壮言。
型の分類ではボストンバッグの一種。
アタッシェケース Attache case とは?
書類鞄の一種。
アタッシェとは、フランス語で大使館や公使館付き随行員のこと。
革製、樹脂製、ジュラルミンなどの金属製などがあるが、最近は加工技術の高まりにより洗練されたデザインの商品が生まれている。
トランク Trunk とは?
お客様から頂いた豚革のトランク
スーツケースもトランクの一種とも言えるかもしれません。
ポーターや召使が運ぶものなので、そういう意味でもバッグとはニュアンスが違うかも。
エキシビション「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ――旅するルイ・ヴィトン)」展より(撮影可能でした)
こちらは本専用のトランク。このように、衣装専用、ワイン専用、靴専用など、著名人が作らせた特注トランクが数多く残っています。
スーツケース Suitcase とは?
中にハンガーが付いていて、衣類や身の回りの物を収納できる旅行用のカバン。
今も使われる伝統的なカバン。
☟は、デイビット・ライオネル・サロモンズ卿が使らせたルイヴィトン特注のスーツケース。
「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ――旅するルイ・ヴィトン)」展より
キレイに整理整頓された内装のスーツケース。
内装まで真鍮の金具が使われていて、美しく、それでいて無駄がない。
私のストライプのシャツがバッチリ映り込んでしまいすみませんw
棒屋根鞄とは?
「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ――旅するルイ・ヴィトン)」展より
背ワニを使った棒屋根鞄。
トップに金属の棒が通っている鞄。
鞄本体をハンドル付きの棒で吊り下げたような構造になっている。
この写真のような口金式の角柱型金具は調達が難しくなっている。技術的にも、この鞄を作れる職人は少ない。
また、アンティークにおいても質の良いものは年々手に入りにくくなっており、絶滅危惧種的な鞄の一つと言える。
写真は、ルイヴィトンのアンティークの棒屋根鞄。しかもワニ革でさらに背ワニ。
なかなかお目にかかれないです。
ポートフォリオ Port Folio とは?
今、ポートフォリオといってバッグを思い浮かべる人は少ないでしょう。
folioは二つ折りの紙を意味する英語で、portは運ぶという意味。
つまりこれも書類鞄の一種ということです。
両側面からトップにかけて3/4がファスナーで開閉でき、全開すると鞄が一枚の革のように広がるタイプのバッグ。
PortFolioの名が付くバッグは販売されていますが、元来のように全開になるPort Folioはあまり見かけないように思います。
両畳みかばん(Expanding suitcase)とは?
エキシビション「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ――旅するルイ・ヴィトン)」展より
口金タイプの両畳み鞄。タンニンなめし革製。ベルト通しがありますが、ベルトは見当たりませんでした。
今でも通勤や出張時などに根強い愛用者がいます。
片側のマチだけが伸び縮みするタイプは『半畳み』。
パイロットケース Pilot case とは?
JAL工場見学にて(撮影可)
錠前はドイツのamiet製
口元が観音開きのように上に開く構造。
緊急時に分厚いマニュアルをサッと取り出せるようにこの構造になっているのかなと想像。
写真は、JALの工場見学で見れるアーカイブエリアで撮影。実際にJALの機長が使用していたものです。
余談、工場見学は人気につき数か月待ちですが、工場の迫力を感じられ、貴重な資料を見ることができて行く価値アリです。
ハンドバッグ Hand Bag とは
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
カーフ製のケリー型ハンドバッグ、
ハンドバッグって何でしょうか?わかっているようで実際なんなのか・・・
- 持ち手が一本のバッグ?
- 女性用のバッグ?
- 手に持つバッグ?
関税率表解説・分類例規というページの国内例規によると、ハンドバッグというものは以下のようなものだそうです。
42.02 項 1.ハンドバッグ
認定基準
第 42.02 項に掲げるハンドバッグとは、女性が通常化粧品、ハンカチ、紙等の身辺用品を入れ
て使用する携帯用具で、留金、ファスナー、ふた、締めひも等により閉じられる型式のものをい
う。
ただし、ハンドバッグに該当するかしないかの認定が困難なものについては、次に掲げる基準
による。
(1)長幅が 15 センチメートル以上 30 センチメートル以下のものは、ハンドバッグとして取り
扱う。
(2)外形が装飾的なもの又はソフトな感じのものであり、折り畳む等変形のできないものは、
ハンドバッグとして取り扱う。ただし、形状が明らかに箱状のもの及び通常かばん等に入れ
て携行するものは含まない。
(3)通常内部に仕切り又はポケットを有するものは、ハンドバッグとして取り扱う。
関税率表解説・分類例規 税関
まとめましょうw
日本の税関が定義するハンドバッグとは?
- 女性が身の回りの小物を入れて使うバッグ
- 横幅か高さの長い方が15~30cmくらいのバッグ
- 柔らかいor装飾的なデザイン
- 仕切りかポケットがある
今の時代男女どちらが使うかで分けるのも何なのですが、イメージは伝わると思います。
クラッチバッグ Clutch Bag
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
外縫いのクロコダイルのクラッチバッグ。斑が美しいですね。
パーティーでは最も映えるバッグの一つ。
ハンドルはありませんが、ハンドバッグの一つとして良いと思います。
数年前からカジュアルで流行。スマホやミニ財布など昨今の荷物にマッチしているので、流行で終わらず今後も残るのでは?
ハンドバッグ 一本手ハンドル
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
オリーブカラーが渋い小ぶりなケリー。
基本的にハンドルは握らず、腕を通して使うことでエレガントさが出ます。
最もシックなハンドバッグの形といえるでしょう。
※二つ前の写真のように、ハンドルを握って使う一本手ハンドバッグもあります。
ハンドバッグ 二本手ハンドル
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
リザードの小ぶりでかわいらしいバーキン
一本手に比べると若干カジュアルな印象に。
普段使いならこちらの方が汎用性が高いかも。
ハンドバッグ フラップタイプ
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
マットなクロコダイルと肉厚の牛革のコントラストがシック。
フラップ(かぶせ)が前胴側に垂れるデザイン。かぶせの長さによって印象が大きく変わる。
写真のように、かぶせをバッグ本体と同じくらいまで垂らすと、すっきりしたシンプルなデザインになる。
ハンドバッグ ファスナータイプ
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
毛皮を使ったファスナータイプのハンドバッグ。
ファスナーと平行に走る肉盛りがポイント。
ファスナーで開閉するタイプのハンドバッグ。
写真はボストンタイプだが、トップだけにファスナーが付いたタイプもある。
ファスナータイプは利便性が高く、比較的カジュアルな印象になる。
ハンドバッグ 巾着タイプ
エキシビション「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ――旅するルイ・ヴィトン)」展より(撮影可能でした)
水シボの牛革を使ったノエ。ノエが生まれた1932年頃のものだそうです。
シボの流れる向きに注目してください。現代のエピ製のプチ・ノエは、水シボの向きが横です。
絞る紐がそのまま持ち手や肩掛けのストラップになります。
ファッション的要素が強いのでハンドバッグのカテゴリとして紹介しました。
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
底は革、上段は布でしょうか?
恐らく上下二段に分かれた2気室構造の巾着バッグ
deteが作るとこんな感じ。
手提げ、ぶらぶら持ち、肩掛けの3WAYで使えます。
信玄袋
巾着バッグの一種で、日本独自の形。
通常の巾着バッグは、穴を開けて紐を通すか、生地を折り返してできた空間に紐を通しますが、信玄袋は、コキというパーツを付けて、コキに空いている穴に紐を通します。
信玄袋と言えば印伝(主に鹿革を煙でなめした後、漆で模様をつける独特の革技法)。
印伝はもっと評価されていい革だと思う。新宿のBEAMS JAPANとかに並んでいたら、特に外国人に売れそう。
ハンドバッグ かごバッグ
植物のツルやその他の繊維などを編んだ籠にハンドルを付けたハンドバッグ。
ナチュラルな雰囲気が魅力です。
かごと革は相性が良いと思います。
私自身、山葡萄のツルを自分で切ってかごを作る体験をしたことがあるのですが、かごを編むって大変です。ですが、ただのツルが自分の手で形作られていく作業は楽しい。
リュックサックの種類
エルメス(HERMÈS) 2014年12月 レザー・フォーエバー展より
これ何というモデルでしょうか?数年前、雑誌の広告でも登場していたような?
とても好きなデザイン。
デイパック Day pack
デイパックのデイはDay。日帰り登山やハイキング、そして普段使いにちょうどいいサイズのリュックサックです。
山で使うなら、軽くて背負い心地がいいものを選ぶのが間違いないですが、街で使うなら革も良いですよね。
体に密着させて使うリュックだから、清潔感のある造りになっているかも気にして選ぶといいかも。
バックパック/ザック Backpack
アウトドア用品店ではザックと言ったりもします(昔の職場)。
今このジャンルに革が入る余地はないですね。道具選びが命に関わる領域なので。
ビジネスリュック
スーツにリュックはもはや定番ですね。
私はアークテリクスのアロー22を使っています。
スーツに合わせてもいいですし、ラフな服装でも合うので非常に使いやすい。
ナップサック
シンプルに、柔らかく上質な革で作ったらおもしろいかもしれません。
ショルダーバッグ/ウエストバッグの種類
サコッシュ Sacoche
元々は自転車のレース中に飲み物などを渡す為の袋。
数年前からカジュアルに使われています。
旅行にはとても便利。
シザーケース
理・美容業は衛生面に気を使う仕事なので、掃除のしやすさに気を配った作りが求められる。
ベルトバッグ/ウエストポーチ
2010年代後半から流行の兆し。
ボディバッグとしても使えます。
昭和生まれ的には、腰に付けるのは抵抗ありますw
メッセンジャーバッグ/メールバッグ
文字通り、昔の郵便配達員が使ったことに由来する。
令和の今でも、メッセンジャーがこのバッグを背負って配達をしているなんて、かつて革のメールバッグを背負っていた人は想像し得ただろうか。
ポシェット Pochette
財布機能を持つミニショルダーは令和の今もアリですね。
その他のバッグの種類
ドライバッグ
セーリングなどウォータースポーツで使われたのが始まりか。
海やプール、旅行などに非常に便利です。
日本の伝統的な鞄の種類
抱瓶
日本民藝館が所蔵しており、運が良ければ戦前の抱瓶が見られる。
バッグとは違いますが、持ち運ぶ道具として興味深いので紹介しました。
煙草入れ
庶民が巾着に刻みタバコを入れ、それにキセルを結びつけたのが始まり。
装飾に凝ったものが多く、個性を発揮するファッションアイテムだったようです。
前金具 : 銀 大黒と二股大根彫り 裏 座 : 銀 小判に鼠彫り(兆民) 根 付 : 象牙銀恵比須(えびす)弁天彫り鏡蓋(かがみぶた) 緒 紐 : 銀 牡丹(ぼたん)彫り 鎖 : 銀21本小豆(あずき)組 筒 : 黒棧留革(くろさんとめかわ) 寸 法 : 9.0×13.5cm(袋の部分のみ) 棧留革の名前は、サン・トメ(インドのコロマンデル地方の呼称)から伝えられたことからこの名で呼ばれるとも、積み出し港のサン・トーマスの名前からともいわれています。細かい皺のあるなめし革で、日本では、武器武具や袋物などによく使われた輸入皮革です。
このたばこ入れは、ふんだんに棧留革を使用した、やや大きめなもので、恵比須、大黒、弁天などが登場する縁起の良い意匠でまとめられています。二股大根を女性に見立て、笑いながらそれを指さす大黒など、ちょっぴりエロチックな雰囲気を演出しています。
たばこと塩の博物館HPより引用。
こちらは、携帯の形態にも掲載されている、たばこと塩の博物館の所蔵品。
タバコ入れや紙入れは革の資料としても大変興味深いものが多いです。
棧留革という革の由来が外国の地名や人名に由来するなんて、何ともロマンがあって素敵です。
世界のバッグ
アカ族のバッグ
ミャンマーとの国境付近のタイの村ソッポン|Sop Pongで購入したアカ族のバッグ。
形自体は、付近の他の民族でも見られる伝統的なシンプルな形。刺繍模様がアカ族独特のものです。
なお、この刺繍部分は、もともとはバッグとして作られたものではなく、アカ族の女性が纏う民族衣装の背中部分を使ってリメイクしたものと思われます。
バッグ、携帯品の参考文献とおすすめの博物館、民藝館など
参考文献 携帯の形態(絶版)
参考文献 バッグ&ラゲージの商品知識(絶版)
参考文献 ルイ・ヴィトンシティバッグナチュラル・ヒストリー(絶版)
その他参考 たばこと塩の博物館HP
おすすめ施設 世界のカバン博物館|鞄の種類や作りに興味があるなら行って損はない施設。
おすすめ施設 国立民族学博物館|世界中の民族の工芸品から呪術品まで。革関連も充実。じっくり見たら2日はかかるくらいのボリュームです。
おすすめ施設 日本民藝館|抱瓶他、日本や東アジアの工芸品や民芸品が展示されている。施設の建築も含めて楽しめる。
おすすめ施設 東京国立博物館 東洋館|中東、中央アジアの携帯品の展示は革関連のものがあって見ごたえがあります。
その他参考 ポーラ化粧文化情報センター|知る人ぞ知る施設。美容、ファッション、美術関係の本が揃う書庫というか部屋w。なんと無料で開放しています。
以下執筆中
ハンドバッグ 口金タイプ
ハンドバッグ 留め具タイプ
ワインバッグ
背負いかご
ワンショルダーバッグ
ボディバッグ
頭陀袋(ズタ袋)
自転車用サドルバッグ
自転車用サイドバッグ(パニアバッグ)
自転車用フロントバッグ
行李
手持(たじ)弁当
薬箱
着物
世界のバッグの種類
革の水袋
貴族の鞄
ティーケース
ウィスキーケース
ハットケース
ワードローブ
旅行用化粧箱
執筆中です。少しずつ肉付けしていきます。
コメント